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Aの家でのお泊まり会はあっという間に終わりを告げた。
3泊4日はAにとって素晴らしい思い出となった。
それは、ロンやハーマイオニーも同じだった。
「今度はうちに来てよ！」
「ハリーも誘って！」
『そうだね。君の家に行けること楽しみにしてる』
ロンは行きと同じく母モリーが迎えに来た。
シャックルボルト家から子供一人で帰るのは至難の業だ。
ロンが帰ってからAはハーマイオニーと2人きりになった。
『それじゃあ僕達も行こう』
ハーマイオニーの両親はマグルな為ここへ来る事が出来ない。
行きはAの母であるリーネルがハーマイオニーを迎えに行ったのだが、あいにく仕事が入ってしまいAが行くことになった。
リーネルは最後まで渋ったが、息子の大丈夫という一言を信じて家を出ていった。
『ごめん、僕はまだ姿くらましは出来ないんだ。』
あながち嘘では無い。1人では出来るがハーマイオニーを巻き込んで出来るほど自信がなかった。失敗でもしたら五体満足でいられなくなる可能性があるからだ。
「ええ、大丈夫よ」
ハーマイオニーはロンがいなくなった事でAと二人きりになったことをロンに申し訳なく思いながらも喜んでいた。
なんなら、姿くらましをしてしまえば直ぐにお別れになってしまう。それなら、姿くらましをせずにまだAと一緒にいたいとハーマイオニーは思っていた。
『ちょっと歩くから、荷物は先に送らせよう』
そういってAが指を鳴らせば大きな鷲が現れる。
それを見たハーマイオニーは目を大きく見開いて今にも倒れそうだ。
「この子は？」
『僕のペットさ。ほら、ホグワーツで連れてきてもいいよって書いてあっただろ？梟じゃないんだけど、ダンブルドア校長に両親が許可とってくれたみたいで』
「すごいわ。」
ハーマイオニーは目の前にいる大きな生物に興味津々だ。
無意識に指先が鷲へ触れようとした時
【こんにちわ。】
声にならない驚きがハーマイオニーを襲った。
「しゃ、喋ったわ、、」
『あぁ、なんでだろうね、僕も分からないんだけど』
『とりあえず、荷物は彼に任せて』
「ええ」
ハーマイオニーの手は少し震えながら鷲へと荷物を渡す。
『それじゃあ、ここに荷物をお願いね』
鷲は高く威勢のある胸を低くして頭をAに向かって下げる。
【わかった。】
大きな羽を広げ空へと羽ばたけば風圧でAもハーマイオニーも体が浮かびそうになる。
「すごいのね、あなたのペット」
風でボサボサになった髪をハーマイオニーは一生懸命梳かす。
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ダリア(プロフ) - ここまで面白い作品久々に見ました😭続きがめためた楽しみです (2023年2月25日 21時) (
レス) id: d38c2ff012 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - クレィルってなってました。 突然すみません (2023年2月23日 22時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年2月6日 12時
