１話：消えた自転車は知っている ページ1
それはある日の、立花家でのできことであった。少女が、少女に抱きつくという、まあ、なんて微笑ましいのだろうか、花が咲いていた。
「アーヤー!!」
「あ、ナナちゃん！って、わぁ!!」
「えへへ、今日も可愛いねぇ〜アーヤ！」
「もう、ナナちゃんたら…。」
お口を可愛く、むくってしたアーヤは、面白おかしく感じたのか、ちょっとお上品に、女の子らしくクスって笑った。
本当に、そういう所が可愛くて仕方ないのだと叫びたくなるが…怒られちゃうので我慢した。
私、七瀬鈴は、立花彩ことアーヤとは、幼稚園からの幼馴染又親友である。
同じ幼稚園を卒園した私達だが、小学校は別々。それでも今でも仲良しのは、両親同士が仲いいからなのか、家が近所なのからか、私とアーヤは本当に、縁を切ることなく、こうしてあっている。
そのため、よく行き来するので、両親からお互いの家の合鍵を持っているくらいだからだ。貰ったのはいいものの、あんまし使わないがな。
大人達は私達が、親友で、一番の友達同士であることは、幼稚園の頃から知っている事だった。それくらい信頼性と強い絆がある。
だが、ココ最近のアーヤは少し元気がないというか…原因は知っていた。
あの優秀すぎる兄と天使かって思うぐらいの可愛い妹に挟まれながらの、立花ままんのプレッシャーとコンプレックスを抱いているのだ。
立花ままん、いい人なんだけど、時々の圧がなぁ…と思い当たる説をちょっとばかし思い出すけど、今は忘れよう。なんたって、久しぶりのアーヤだからね。
え、なんで久しぶりのアーヤかって？
それは、アーヤと私は、別々の小学校だからだ。ちょうど地域で、離れちゃっていて、同じ小学校にはなれなかった。
そして、今は、小学6年生だ。ある人にはあるのだよ、中学受験がある年頃になってしまっているんだ。
そう!!!アーヤは、受 験 生 だ あ !!
「ナナちゃん？何してるの??」
「え、あ、ううん、なんでもないよ〜。」
そういうわけで、アーヤとは久しぶりなのだ。
といっても、5日前にあったばかりだけどねぇ〜。でも、前までは、昨日、一昨日とかだったから、本当に会う日が少なくなったのは事実だ。
今は、アーヤの塾前の時間でこうして会っている。昔は、泊まりがけだったのに、今じゃ、私の家が、アーヤの通う塾方面であり、家を寄るぐらいだ…お姉ちゃんは寂しいよ…。
そんなこんな、短い時間でも私達は、話すのを絶やすことなく、続けた。
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真中季衣♪(プロフ) - I・Cさん» 『真友』であっています。『真友』の意味は、友達の中の友達。本当の友人。って意味なので…『心友』より大きい存在…だと私は思っています。(日本語まじで難しい)。ですが、そいう所に気にかけて下さったのは嬉しいです!他にもあったなら、遠慮なく言ってください! (2018年3月30日 10時) (
レス) id: 7d03d96f27 (このIDを非表示/違反報告)
I・C - 全体的にあるんですが、『真友』ではなく、『親友』なのではないのでしょうか。私が間違っていたらすみません。 (2018年3月30日 9時) (レス) id: fa6354a0a8 (このIDを非表示/違反報告)
優 - すごい面白かったです！これからも更新頑張ってください (2017年4月2日 21時) (レス) id: 47ffd0f931 (このIDを非表示/違反報告)
sora - 翼にドキドキします！すごくいい作品です！これからも更新、頑張ってください(*´ω｀*) (2017年3月29日 11時) (レス) id: 7628f733c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sora | 作成日時：2016年9月11日 11時
