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そこへ、家に住んでいる7人の小人が帰ってきました。
沢村「ただいまー！俺が一番乗りだぜ！」
降谷「違う、僕の方が早かった」
金丸「お前ら静かにしろよ！ガキか！」
東条「まあまあ、信二、落ち着いて」
川上「ただいまー腹減ったー！」
白州「たしか、朝作ったスープがまだ机の上にあったはず……え、ない」
結城「皿が空だ……」
空っぽの皿を見て騒ぎ出す小人たち。
ついには罪をなすりつけ合う始末。
金丸「どうせ沢村だろ！」
沢村「ちげーよ！なんで俺なんだよ！降谷だろ！」
降谷「違う」
川上「落ち着いて！…あー！俺の唐揚げもない！ない！どこにもない！」
白州「お前が1番落ち着け」
東条「あ、誰かが僕らのベッドで寝てます！」
1人の小人が、ベッドの上でスヤスヤと眠る白雪姫を見つけました。
白雪姫の顔を見た小人たちは、その美しさに思わずため息をつくほどでした。
「はぁー……」
「そんながっかりみたいなため息つかないでもらえます！？」
沢村「うわ！起きた！」
川上「あなたの名前はなんというのですか？」
「私の名前は白雪姫」
結城「白雪姫、なぜ俺たちの家に入って、スープを飲み、川上の唐揚げを食べ、ベッドで寝ているんだ？」
「あまりに美味しそうだったから…ごめんなさい」
東条「いや、そういうことを聞いてるんじゃないと思いますけど」
「実は………」
白雪姫は涙ながらにままははであるお妃が自分を殺そうとしたこと、
女王に命じられた猟師が自分を逃がしてくれたこと、
森をさまよっているうちにこの家を見つけたことを話しました。
沢村「ひでーなそのお奇跡」
「おきさきね」
降谷「漁師も、森に捨てるなんてひどいですね」
「いや、話聞いてないでしょ君」
川上「ねぇ、俺の唐揚げ全部食べたの？」
「うん、ごめんなさい」
川上「あんまりだぁあ！」
金丸「お前らちゃんと話聞けよ！！」
東条「白雪姫、それは気の毒でしたね。俺たちの家にかくまってあげましょう」
「ほんとに！？ありがとう！」
小人たちの家で暮らすことになった白雪姫を、小人たちは大切に大切にしました。
☆
☆
個性の強い7人
☆
川上「俺の…唐揚げを食べたやつを家に置くなんてできるわけないだろっ！！」
「はい！私の得意料理は唐揚げです！」
川上「採用」
金丸「それでいいんすか！？」
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