【おそ松さん】シスターは神父に恋をした。【カラ松】

▼.第17話 ページ19

Aside


どんよりとした雲は、今にも泣き出しそうにしている。

私はまた雨でも降るのかな、と思いながら教会への道を急いでいた。



教会まであと数メートル。


突然、ガシャーンとなにかが壊れる音が辺りをこだまする。




A「あ…っ神父様！？」


嫌な予感がした。





私は走るスピードを上げて、教会の扉をバンｯと開けた。



ガラスから見える空は、ますます黒々としていた。

誰もいない廊下をひたすら走る。





また破壊音が響いた。

恐らく、ガラスや椅子が壊されているのだろう。




私はその音を頼りに進み、そしてまた扉を開けた。






A「神父様！！」


そこにはボロボロになったカラ松さん、そして――






A「……え、おそ松…？」

いつも遊びに来ていた、悪魔がいた。

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