『CRには愛があーる？』第1部

5.グダグタ女の告白 ページ6

ポッピー「ねぇ、Aちゃん。さっき大我の顔を見た時、感染ゲージがあがったよね？」



A「うん、、」



ポッピー「それに、飛彩の時も貴利矢の時も黎斗の時も。何か彼らにストレス感じてるの？」



A「それは、、、」



ポッピーの真剣な顔にAは俯いてしまう。



ポッピー「ストレスの原因が何かも治療に大事なの。話してくれる？秘密は守るから」



A「わかった、、、」



A「大我は大学一年生の時からしばらく付き合ってた元カレなの。」



ポッピー「大我が元カレ？！」



A「うん、、、飛彩は研修医の時に付き合ってた元カレで。」



ポッピー「飛彩も元カレ？！」



A「でも、、、九条先生にすっごく言い寄られ始めて、、一回だけ、飛彩に内緒で九条先生と2人で飲みに行ったの。」



ポッピー「あ！それがバレて飛彩と絶縁？？」



A「ううん。九条先生にすごく飲まされて、、、酔った勢いで、、、その、、九条先生とお泊りしちゃってね、、」



ポッピー「はぁ！？貴利矢最低！！！！」



A「私がいけないの！九条先生が私の事好きだって知ってるのに飲みになんか行くから。」



ポッピー「で、それが飛彩にバレたんでしょう？？」



A「バレたりはしなかったんだけど、ただ、鏡くんに言わずにいるのは耐えられなくて、、、自分から謝ったの」



ポッピー「偉いね、Aちゃん」



A「当たり前だけど、それで鏡くんは激怒して、振られちゃった。でもね、相手が九条先生だとは言ってないの！絶対言わないでもらえる？？」



ポッピー「言えるわけないよー！！」



A「最後の黎斗さんは、、、」



ポッピー「やっぱり、、、黎斗も元カレ？」



A「うん。鏡くんと別れた後、投げやりになってコンパで出会ったんだよ」



ポッピー「じゃあ黎斗は社長だった頃だね？」



A「うん、、すごく愛してくれたんだけど、なんか愛が強すぎて怖くなって来て、ちょっと距離を置こうとしたらまっ暗い部屋に閉じ込められたの」


ポッピー「なんで？！？！」



A「『私との愛を失う前の君をデータとして保存したい！！』とかなんとか言ってたけど、、」



ポッピー「あぁ、黎斗のお母さんと同じ方法だね、、、」


A「で、ゲーム病にさせられたの。」



ポッピー「え？その時のゲーム病はどうやって治したの？！CRも発足してなかったのに！」



A「実はね、、、」

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