〜41松目〜 ページ44
トト｢Aー！！起きてるーーー？！」
いつの間にか寝ていた私は、扉の外から聞こえるお姉ちゃんの声に驚いて起きた。
『ごめーん！寝てた！』
私は答えながら扉を開けた。
扉の先には、可愛らしい魚が描かれたエプロンを身につけたお姉ちゃんがにんまりと笑っていた。
トト｢よっし！！じゃあ早く早く！！」
『えっ、ちょっ、お姉ちゃん！？』
お姉ちゃんはそういうと、私の手をとって階段を降り始めた。
階段を降り終わると、リビングに入る手前でお姉ちゃんは私の目を手で隠すと
トト｢じゃじゃーーんっ！！！」
と可愛らしい効果音をあげた。
視界が明るくなった途端、
パーーーンッッ
『うわっ…………』
大きな音がなったかと思うと、前から紙吹雪がふってきた。
驚いて声を上げると、
｢｢｢A！！今までお疲れ様っ！！｣｣｣
と、私の目の前でにっこりと笑うお母さん、お父さん、そしてお姉ちゃんがいた。
お父さんとお母さんの手には空になったクラッカーがあり、その音だったんだと納得。
３人の後ろには、綺麗に折り紙や花で彩られたリビングがあった。
大きく立て掛けられた紙には、
【A、今までお疲れ様！！大好き！！】
と書かれていた。
トト｢へへーん！凄いでしょ？お父さんとお母さんと、みーんなで準備したんだよ！」
そう言うお姉ちゃんは可愛くて、いつものお姉ちゃんで、
『ｯお姉ちゃんっ……！！！』
トト｢うわぁっ！！……もー、泣かないの！」
私の涙腺が崩壊したのは言うまでもない。
私は思わずお姉ちゃんに抱きついたが、お姉ちゃんは驚きながらもしっかり受け止めてくれた。
ぽんぽん、と優しく頭を撫でてくれるお姉ちゃんの手のぬくもりが心地よくて
私の涙はより一層増していった。
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続編行くまでには夢主田舎へ行きたい……(^-^;
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偶数LOVE！(心々) - 感動しました、、 筋肉、天使ですね。はい。最近十四松も好きなんですよ。(元、数字推し)続編読んできます。 (2019年8月25日 5時) (
レス) id: 01d7da7a06 (このIDを非表示/違反報告)
壱 - 感動しました！すっごく泣きました！これからも応援してます！ (2019年7月15日 1時) (レス) id: 94ed33be30 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール - マ、マフラーはどうなったのでしょう？ (2017年8月12日 15時) (レス) id: 26f7e5e552 (このIDを非表示/違反報告)
あびこ - すっごい泣いてしまいました。私、感動的な話は大好きです。これからもがんばってください。 (2017年3月21日 22時) (レス) id: 6a901cb49c (このIDを非表示/違反報告)
明夢 - 泣けますねー (2017年2月13日 8時) (レス) id: b96a7a91d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞希 | 作成日時：2016年4月1日 13時
