さようなら ページ4
『･･･はぁ』
１人、部屋のベッドに寝転ぶ
ボスっと音が聞こえて、少し沈む
私は、女だからと彼らとは違う部屋で、違う布団
いつもは、これで良かった
でも、どうしてだろう？
今日は、人肌に触れていたい、そう思った
私は、自分の愛用枕を持ち、部屋の電気を消し、自分の部屋を後にした
流石にもう12時過ぎ
廊下は真っ暗で、ケータイを持ってこなかったことに少し後悔
少しビクビクとしながら、まだ灯りの零れる部屋の襖を開く
ｽｩｰ
と、いつもよりかは控えめに開いた
『･･･お邪魔しまぁーす』
トド｢あれ？Aお姉ちゃんどうしたの〜？｣
お｢お！！ホントだ！姉ちゃんどーしたの？｣
すぐ私に気づいたトド松が、可愛く首を傾げて聞いてきた
ホントに、この子は可愛いな
その後に続いて、どんどんと私に気付いては声をかけてくる弟達
自然と、ふふっと笑みがこぼれた
『んー･･･少し寂しくて･･ダメ、かな？』
私も少しトド松の真似をして首を傾げて聞いてみる
お｢ひゃあ〜！！さっすが俺らの姉ちゃん！！！可愛い過ぎ！！｣
カラ｢ダメなわけないだろう･･･？カラ松gir｢おいクソ松ぅ･･･姉さんに変なこと言ったらぶっ殺すぞ･･･？｣ひっ、ひぃぃ･･･！！｣
チョ｢ほら、姉さん。ここ、おいでよ｣
一｢ここでも、いいんですよ･･･｣
十｢あいあーーーーい！！ここ！！僕のココ空いてまっせーーーー！！！！！｣
トド｢Aお姉ちゃん！僕の隣に来て欲しいなぁ･･･？｣
皆がそれぞれ自分の隣に来いと言ってくれた
それがほんとに嬉しくて
『ふふっ･･･じゃあ、何処に行こうかな〜？』
なんて、子供みたいにどれにしようかなで決める
『どーこーにーしーよーうーかーなー･･････
決めた！今日はチョロ松の右隣！！』
びしぃ！とチョロ松の右隣を指さして言う
チョ｢よぉおおおおっしゃぁぁぁぁぁあ！！！！！｣
チョロ松が夜中なのに大声を出す中、他の兄弟は苦痛の声を漏らす
十｢･･･あ！でもチョロ松兄さんの右隣なら僕の隣でもあるんだーーー！！！！やったぁぁぁあ！！！｣
なんて気付いた十四松もチョロ松は喜びあっている
ホントに、幾つになっても可愛い子達だなぁ
私は、早速隣にお邪魔する事にした
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スヌーピー君 - 終わるところが中途半端ではないでしょうか？笑 (2017年11月15日 9時) (
レス) id: f035aee28c (このIDを非表示/違反報告)
詩乃亜 - 終わりなの？ (2017年1月25日 18時) (レス) id: 1e2fe27012 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 面白かったです！ お姉さん、優しぃ… (2017年1月22日 20時) (レス) id: 9ceb3abf5e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ先生 - 姉さぁぁぁぁんッ、良い奴過ぎるヨォォォォ！！！ (2017年1月20日 20時) (レス) id: 2041226d9a (このIDを非表示/違反報告)
霙 - いいお話ですね！文章が分かりやすくてイメージが頭によく浮かんできます！これからも最新頑張ってください！ (2016年10月10日 11時) (レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞希 | 作成日時：2016年5月4日 15時
