『まほうつかい』さん【逆先夏目】 (ページ2)

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１話ページ2

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『零さん、晃牙！みて姉さんから貰った！』

「ああ？あ！お前それアコギじゃねぇか！」

わんこのように軽音室にきたAの嬢ちゃん

「これは…ふむ。年季が入っておるな」

『はい！昔のだけど調律してたっぽくて』

けどダウンの方がいいかな？とギターを鳴らしてみせる

「嬢ちゃんは激しい音楽が好きだからのう」

ダウンチューニング系はロックに使われる事が多い

『はい！だからUNDEADも好きですよ！』

「はっ、お前も分かってんのな！」

趣味が合う故わんこはよく懐いておる

「して嬢ちゃん、逆先くんには言ってここにきたのかえ？」

『まさか！夏目私がどっか行くたびに文句つけるし』

嬢ちゃんは親かなんかなわけ？と呆れた顔をする

「てか、んであのクソ赤毛にいわねぇといけねーんだ？」

「Aがすぐどっかでやらかすからだヨ、犬っコロ」

『ゲ、夏目…はやかったね』

嬢ちゃんのために息を切らして…面白いのう

「うるさイ。ほラ、はやく帰るヨ」

『え～晃牙とまだ話し足りないから無理』

「ボクが聞いてあげるかラ」

本当！？と目を輝かせる嬢ちゃん

そう距離を詰めてやらんでくれ

「ッ、、」

逆先くんの心臓が持たんぞい

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