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love*80 ページ22

ちゅっ、と



小鳥みたいに小さな唇で



鈴野は俺にキスしてくれた





貴「宮地さん、大好きです、….大好き……」






鈴野は


幸せそうな顔をして、言った。






宮地「….俺も、….あ、…..愛してる。A」



貴「え?」



宮地「Aのこと、愛してるっつってんだバカ」





鈴野は顔を真っ赤にして


ひどく恥ずかしそうな顔をした。






貴「….宮地さんには敵いません…」



宮地「なにがだよ...」




しばらく沈黙して




鈴野が話し出す。




貴「あの、プレゼントって…なんだったんですか…?」


宮地「あー、….うーん……忘れた」


貴「そんなわけないでしょ!」





鈴野は呆れたように口を尖らせた。



そんな鈴野が可愛くて





俺は近くに咲いていたシロツメクサを一本摘んだ。









宮地「…A、手、出せ」



貴「?」




鈴野は首を傾げながら左手を出した。





鈴野の細い薬指に

シロツメクサを結ぶ。









宮地「ごめんな。こんなんで、絶対、また金ためて買うから」




貴「!!」





鈴野は自分の薬指を見つめて



そのあと、俺をみて









涙を流しながら笑った









貴「嬉しい…です」




グスグスと泣く鈴野を


もう一度強く抱きしめて





額にキスをした。








宮地「生まれてきてくれて、ありがとう」









俺は


鈴野の手をとって






足を進めた。






鈴野はなんの躊躇いもなく




ついてきてくれた、

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レン★(プロフ) - ほんとにパクってそうですね(´Д` ) 私はひまなさんを支持してますので、これからも応援してます(^^) 勉強も頑張ってっ!! (2013年6月2日 22時) (レス) id: 8aefd8df71 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうりん(プロフ) - 宮地さんかっこいいですww小説のクオリティー高くて感動ですっ!リヴァイ兵長の小説凄く読みたいです☆ (2013年6月2日 20時) (レス) id: 6fa7b6e4f9 (このIDを非表示/違反報告)
天乃きゅう(プロフ) - ひまなさん» いやいや、別にいいですよ。ひまな様&宮地様のふぁんととして許せなかっただけだs((新作おめでとー^^ (2013年6月2日 16時) (レス) id: c333be1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 紫@奇行種(プロフ) - 私も注意してきました(`・ω・´) あっちが否定してきたらどうなるか分かりませんが… やっぱりパクりは良くないですよね(^-^; (2013年6月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 46d293bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ひまな(プロフ) - 冬華さん» ありがとうございます(;∀;)ごめんなさい! (2013年6月2日 12時) (レス) id: c1ea9d0623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまな | 作者ホームページ:.  
作成日時:2013年4月8日 1時

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