46 ページ46
鞄を持って靴を上履きからローファーに履き替え帰ろうとした時、スマホがブルブルと震えているのがわかった。
『(誰だろう。ジュンくんかな?
学校内ではスマホ使用禁止だし、とりあえず門を出てから……)』
門前に立つ先生に「さようなら」と言い学校外に出ると、すぐにスマホを確認した。
『(ジュンくん?3件も来てる……)』
とりあえず電話を折り返すことにしてスマホを耳に当てた。
すると1コールもしないうちに繋がった。
『あ、もしも_____』
《出るのが遅いね!ぼくからの電話には3コール以内に出てほしいね!》
『(日和さんの声!?)
す、すみません。今学校が終わったところだったので。
……というか、これジュンくんの電話番号じゃ……』
《ジュンくんのものはぼくのものだからね!
それより、これから時間はあるね?迎えに行くからそこで待ってるといいね!》
『え、そ、それはどういう……!……切れた』
ツー…ツー…という音がスマホから聞こえてくる。
Aはとりあえず大人しく門前で待つことにした。
そこでAはハッと気付く。
『(迎えに来るって……まさか日和さんが!?
まだ生徒も帰ってない人が多いのに、もしバレでもしたらっ……!)』
Aは頭を抱えながら「どうしよう、どうしよう」とボソボソと呟いていた。
___________________
追記:モブ女子の名前を「A子」「B美」と表記させて頂きました。
427人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆるちゃ(プロフ) - あかん…これめっさ好きだわ(((更新する度楽しく読ませてもらってます!このご時世、体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください!((ʚ( ˙꒳˙)ɞ)) (2021年10月18日 21時) (レス) @page32 id: d89ed09d29 (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - ちなみに!私は零くん最推し、あんでPです! (2021年10月7日 1時) (レス) id: c34c33be6a (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - あと第五人格に反応してしまいましたw 私もやってます(現 庭師B)!めちゃくちゃジュンくんとフレになりたいって思いました(●︎´▽︎`●︎) (2021年10月7日 1時) (レス) id: c34c33be6a (このIDを非表示/違反報告)
夏芽(プロフ) - 初めまして!EXCEED聞いてからジュン君が気になりだして、夢小説が読みたくなった者です。楽しく読ませて頂いてます! (2021年10月7日 1時) (レス) @page11 id: c34c33be6a (このIDを非表示/違反報告)
りこ - とっても面白いです〜!!続き待ってます! (2021年10月5日 23時) (レス) @page20 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もぶピ | 作成日時:2021年10月1日 21時