~チョロ松がカラ松を養う話~【続き】 (ページ9)

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59、気配が薄い。ページ9

カ「うぐっもう食えない…」

お「こんぐらい食えるだろ？」

カ「なら、おそ松が食べれば
　いいだろう…うえっ」

チ「黒炭みたい…」

お「俺は下手物を食べる
　趣味はないからねぇー」

カ「オレもねーよ…」

チ「ファイト！僕はりんごを食べるから。」

カ「オレもリンゴが…」

お「ほら、蜂蜜かけたから甘くて
　美味しいよ」

カ「苦い…殺す気かっ！」

ガチャッ

一「何してんの…？鍵も掛けてないし」

お「おっ一松！いいところに！」

一「何？」

お「カラ松に黒炭(母が揚げた揚げ物)
　を食わせるんだっ」

カ「仲間増やすなっ！」

一「ふ～ん楽しそうだね…
　おれも参戦する…！」

チ「何しに来たの？」

一「忘れ物…」

お「やってしまえー！」

カ「や、やめっ」

一「『やめてください、一松様』だろぅ？」

お「一松、スイッチ入ったねぇ」

カ「やめてください、一松様っ！ぐえっ」

一「ほらほら、たんと食え」

カ「お願いだから、やめてくれぇー」

チ「絵面ヤバイ…」

十「ホントだね！」

チ「うわっいつから居たの！？」

一「最初から。」

十「最初から！」

チ「気付かなかった。」

十「気付かれないようにしてた！」

お「喋らねーと気配薄いんだな。」