~チョロ松がカラ松を養う話~【続き】 (ページ15)

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65、兄バカページ15

十「パスタきた！」

スタッフ「お待たせ致しました。
　カルボナーラがお二つ
　ミートスパゲッティがお一つ
　たらこミルクスパゲッティがお一つ
　以上でよろしいでしょうか？」

チ「はい。」

十「ミートスパゲッティ美味しい！」

一「カルボナーラも美味しい。」

十「うまうま！」

一「口に付いてるよ、
　動かないで拭いてあげるあら」

十「んーんんーありがとう！」

一「おれの一口いる？」

十「欲しい！あーん」

一「美味しい？そっちのも一口頂戴」

十「いいよ！はいっ」

一「…美味しい」

十「でしよ！」

チ「なに、この空間…
　リア充が目の前でイチャコラしてる
　ように見えてくるんだけど…」

カ「気のせいだ、目の前の現実を見ろ」

チ「見てる、見えてるけど…
　一松ってあんなに面倒見
　良かったっけ？」

カ「面倒見はいいし、
　やる時はやるぞ？
　母さんの手伝いだって
　時々一緒にやってるし、
　おつかいでお小遣いが出ると
　一緒に行ってくれたりするしな。」

チ「それお小遣いの為じゃん。」

カ「でも、時々オレの事気遣ってくれるぞ？
　ああ見えて。夜中にトイレ行くと
　ついでにってついてくるのが
　可愛いんだよなぁ」

チ「ただの兄バカじゃんっ！」