~チョロ松がカラ松を養う話~【続き】 (ページ13)

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63、水族館ページ13

一「4人で水族館に行きましょう。」

カ「本当に急だな。」

チ「何で水族館？」

一「水族館のチケットを五枚
　当てたんだけど、」

十「トッティーは忙しいからダメだって！」

一「おそ松兄さんはチケット
　一枚持って疾走した。」

チ「持ち逃げね…」

カ「疾走？持ち逃げ？」

十「トト子ちゃんは誘ってもダメだった！」

チ「目に見えてるね。
　まぁ今日は暇だし、
　行ってもいいよ
　風邪も完治したしね。」

十「ほんと！」

チ「ホントホント！」

一「なら今から行くぞ。」

カチ「うん」

* * * * * * * * * * *

十「ついたどー！」

一「魚いっぱい…」

チ「綺麗だね。」

カ「色んな種類の魚がいるんだな。」

十「…」

チ「そんなに魚を見つめて、どうしたの？」

カ「魚に興味あるのか？」

十「あそこにいる魚」

チ「あっ大きくて綺麗な魚だね。」

十「美味しそう…」

カチ「えっ？」

十「あの魚も！あの魚も！
　みんな美味しそう！
　どんな味がするのかな？」

カ「じゅうしまぁーつぅー！」

チ「十四松がななな、なんて発言を…」

十「カニだー！ミソ(脳ミソ)が
　一番美味しいんだよねー」

チ「美味しいけど…
　今はそれを言わないで」

十「何で？」

一「十四松はこーゆー奴だから。」

チ「そ、そうだっけ？」

一「うん。」

カ「色々な意味で純粋だよね。」