29話【強い者とは戦うな。】 ページ32
〜NOside〜
柱間「マダラ・・お前・・・！？」
ﾏﾀﾞﾗ「少しの間だったが楽しかったぜ・・・柱間。」
『・・3対3・・いや、実質4対3か。』
すると茂みから、一頭の巨大な黒い戌が飛び出し、Aの後ろで唸り声を響かせる。
このままだと戦闘になる・・・と千手側が覚悟した時。
『・・・帰るぞ。行くぞマダラ、イズナ。』
ﾏﾀﾞﾗ「・・ああ・・・。」
これはさすがに驚いた。
仏間「貴様っ！逃げるのか！？」
『・・下らないことを言うな千手仏間。ここは戦場ではない。故に争う意味がない。
・・・まあ、どうしてもと言うなら殺してやるが？』
そう言った後、踵を返して歩きだす。
柱間「・・マダラお前！ホントは諦めちゃいねーよな・・！？お前はやっと俺と同じ・・。」
ﾏﾀﾞﾗ「お前は千手・・・できれば違って欲しかった。俺達の兄弟は千手に殺された・・・。」
今マダラは背を向けている為、どんな表情をしているのか分からなかったが、柱間にはそれが分かったような気がした。
柱間「・・だからさ、お互い[腑]は見せる必要もねーだろ。
・・次からは戦場で会うことになるだろうぜ、[千手]柱間・・・。
俺は・・・[うちは]マダラだ！」
振り向いたマダラの目は、不完全であるが確かに写輪眼になっていた。
ｲｽﾞﾅ「見て姉さん！兄さんの目・・！」
『・・ああ。凄いな、俺が開眼した歳より早いじゃないか。』
仏間「写輪眼・・今開眼したのか・・・？」
そのまま二人に戌に乗るよう促し、森の中へと駆けていった。
ただ、Aは途中で止まって、もう一度川の上へと立った。
『・・・柱間・・だったか。』
その声は、さっきまで仏間に対して発していたような冷たさはなく、寧ろ安心させるような、そんな感じだった。
『お前のその力、木遁という。俺の氷遁や沸遁と同じ血継限界だ。』
扉間「！！お前・・なんで兄者の力を知って・・・！！」
『お前しか持っていない力だ。その力で一族をきちんと守れ。』
ああ それと、と付け足す。
『諦めれば、叶う夢も叶わない。』
言い終わると同時に、森の中へ駆けて行った。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして！ 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています！ (2015年1月31日 22時) (
レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう？うちの学校はそれで話題だよ？ (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの！？初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい！ ナルト、実写になるって知ってるかな？ そしたら詳しく教えてくれる？ (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう！！頑張っていくぜ！！もちろん覚えてるゾ！ (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ(メリケン) | 作成日時：2014年8月24日 23時
