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違う名前 ページ10

おそ松side


最近Aとは全然会っていない。
きっと仕事が忙しくて、連絡する暇もないんだと思う。
皆も会ってないって言ってたし。


俺もそろそろ会いたいなぁ。
見かけたのはあの時が最後で
その後は全然見かけなくなった。




今日も誰かとあそびにいく。
適当に連絡とって一番早かった子と行く事にした。


金もないし特に行くところもなくて
行くところっていったら公園くらいしかなくて

その子が優しい子でよかった。


今の時代公園でいいなんて言ってくれる子Aくらいだと思ってたし。



公園で色んな話してて、気づけばもう夕方になってた。

さっきまでいた子供たちもお父さんやお母さんにつられて帰っていく。

俺達にもあんな時あったなぁ…。


お「そろそろ帰ろうか」





俺が立とうとした時
俺の袖をひっぱってキスをした。



それより少し遅れて聞こえたゴトッという音。
音の方を見ると少し先にAが立っていた。

涙を流して、まっすぐ俺の方を見てたんだ。
その途端胸が酷く痛めつけられて苦しくなった。









俺が呼ぼうとしたらAは走って公園を出ていった。


とりあえず後を追おうとしたら、女の子が俺を止めて言った。


付き合って欲しいと。


お「ごめん、俺彼女いるから」


そう言って断った。



急いで落ちたものを袋の中に入れて
それを持って走り出した。


どこに行ったかわからないし
とりあえずAの家に行けばわかると思ってAの家に向かった。


Aはアパートで一人暮らしをしている。

階段を上がろうとした時だったら、上からカラ松が降りてきたんだ。


お「カラ松?なにしてんの?」


カ「兄さんこそ。笑えないぜ?」


お「あ、あれは!」


カ「俺に言われたって困る。Aにいいな」






カラ松はどこかに行ってしまった。
きっとカラ松はAのところにいたんだろう。





それが悔しくてたまらない。








Aの家の玄関の前に立って、深呼吸をしてからチャイムを押した。



少しして走ってくる音がして
久々に聞いたその音は新鮮だった。



ガチャ


『どうしたのカラ松わすれも…』









俺の前にいるAは、カラ松の名前を呼んだんだ。

怒り→←知らなかった優しさとその手と



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ミミ(プロフ) - 書いてくれる方見つかったので大丈夫になりました!混乱させてしまいすみません! (2018年9月30日 0時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すいません。難しいところあったら省略してokですよ。わざわざすいません。 (2018年9月15日 23時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - ミミさん» すいません、ちょっと色々設定が...w考えてみます (2018年9月15日 18時) (レス) id: 49e491855e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - そう言えば、基本的にリクエストって答えてくれるんですか?ちゃまさんは、誰担ですか?私は実はおそ松なんです! (2018年9月10日 8時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ここのサイトのコメ欄見ているか不安です。なにしろ過去作みたいなんで (2018年9月9日 15時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃま | 作成日時:2015年12月9日 20時

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