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初めて見る彼女の傷ついた顔 ページ43

それから俺は由美と喧嘩なんてひとつもなしで付き合って行った。
由美もAの事を聞いてこなかったし、俺も話さなかった。

きっと聞いてこないのは由美の優しさで俺はそこ優しさに甘え続けていた。





そんな時由美が俺の家に遊びに来たいと言った。

知り合って初めての由美のお願いで特にダメなこともなかったし、俺はいいよと言って駅に待ち合わせをした。


待ち合わせ場所に行くと由美はまだ来ていなくて空を見上げながら時間を潰す。

少しして由美が走ってこっちに来た。
きっと急いだんだろう髪が少し乱れてて、それを必死に治す仕草が可愛かった。

それからふたりで家に行き、由美は緊張してるのか俺から離れなかった


お「ただいまーー」


ト「あ、おそ松兄さんおかえり!」


お「おー…入っていいよ」


ト「うっわ!おそ松兄さん誰その子!」


チ「なになにー?」



チョロ松がくる。
それに続いて十四松と一松も。
その中にカラ松はいなくて、Aのところに行ってるんだと予想。



お「彼女」


「「「えーー!?」」」


由「は、は、はじめまして。高橋由美といいます」



かみまくりな由美。
よっぽど緊張してるんだろう、そんな姿が少し笑えた。



家の中に入ると兄弟から質問攻め。
予想していた事だけど結構めんどくさいんだな。


由美も笑顔で答えているし、まぁいっかと思いつつ窓を見つめる。





しばらくすると曇ってきて少し雨が降ってきた。




カ「ただいまー」




玄関の方から声ともの音が聞こえてきて、方向を見るとカラ松が帰ってきた。


なんだカラ松かよと思いながらほかの場所に視線を移そうとしたら、カラ松の後からはAが出てきて。

一瞬目を疑った。
二人が付き合っていることなんて知ってるのに、俺の心は鼓動を早くする。


『お邪魔します…っと』



カラ松とAが俺らのいる居間に来る

チョロ松たちは由美からAへと視線を移し、Aの方に向かう。


『雨降ってきちゃった』

チ「タオル持ってくるよ!」



チョロ松がタオルを取りに行き、カラ松はAの頭をくしゃくしゃっと撫でる

それが羨ましくて、目をそらした。



カ「ところで、おそ松兄さんの隣にいるレディーは誰なんだ?」


ト「おそ松兄さんの彼女だって!」


お「お、おい!」


ト「?…あー…」




トド松は何かを察したようで、俺は目をそらした。




由美の顔を見ると初めて見る傷ついたような顔をしていた。

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ミミ(プロフ) - 書いてくれる方見つかったので大丈夫になりました!混乱させてしまいすみません! (2018年9月30日 0時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すいません。難しいところあったら省略してokですよ。わざわざすいません。 (2018年9月15日 23時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - ミミさん» すいません、ちょっと色々設定が...w考えてみます (2018年9月15日 18時) (レス) id: 49e491855e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - そう言えば、基本的にリクエストって答えてくれるんですか?ちゃまさんは、誰担ですか?私は実はおそ松なんです! (2018年9月10日 8時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ここのサイトのコメ欄見ているか不安です。なにしろ過去作みたいなんで (2018年9月9日 15時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃま | 作成日時:2015年12月9日 20時

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