二つ輝く星 ページ40
Aside
寝る時になっていつものように7人分敷かれている布団に私は虚しくなった。
前の私達ならおそ松の隣に行ってキャーキャー言ってたんだろう。
けど今はそんなこと出来なくてその現実を突きつけられながらカラ松の隣に行った
電気を消して、カラ松は私を抱き締めながら眠りについていた
その顔はいつもカッコつけてる顔とは別のもので寝顔はおそ松そっくりだった
ここでもまたおそ松を思い出す自分に腹が立った
カラ松はこんなに私を思ってくれているのに、私はカラ松だけを見ることが出来なくて
そんなことを考えてたら眠れなくなって夜空が見たくなり、カラ松が起きないようになんとか布団から抜け出してベランダに行った
ベランダの窓を開けたら先客がいたようで、その後ろ姿は見ただけでわかった
『おそ松？』
お「わりい、おこした？」
『眠れなくてきただけだよ』
お「そっか」
そこで会話が終わると、私はおそ松から少し離れたところにたった
おそ松が隣に来いよと言って、戸惑いながらも私は隣に行って綺麗だねと言った
夜空を見上げていつも思い出すのは、おそ松と初めて行った夜景
私たちはあそこでお互い初めてのキスをした。そのキスはぎこちなかったけどちゃんと気持がこもってるもので
おそ松に覚えてる？って聞いたら無言で頷いた
『懐かしいね、あの時見た同じ空のはずなのに今はこんなにも切ない色してる』
お「え？」
『星は見た人を映すって私思ってるの。だから今の私から見た星は切ない。だから私の心もきっと切ないよ』
おそ松は私の顔を横目で見た。その事に気づかないふりをしながらも空を見続ける。
お「俺から見る空は複雑だよ」
『複雑？』
お「そう、複雑。後悔とか寂しさとか色んなものが募った星」
『そっか』
私は今までずっと聞きたくて聞けなかったことを聞いた。
『…おそ松は、別れたこと後悔してる？』
お「…してるかな」
『…そっか』
その言葉が私を掻き乱す。
『おそ松の星の複雑はその後悔のせいなのかな』
お「そうなのかもな」
おそ松は悲しそうな顔をして少し考え込むようにしていた。
私から見る星達は、二つの星が同じ大きさで少し違う光を放っていた。
一つの星は真っ赤に輝き、もう一つの星は青くそして優しく光る。
星達は私の心を映すんだと思いながらも二つの星を眺めた。
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ミミ(プロフ) - 書いてくれる方見つかったので大丈夫になりました!混乱させてしまいすみません! (2018年9月30日 0時) (
レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すいません。難しいところあったら省略してokですよ。わざわざすいません。 (2018年9月15日 23時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - ミミさん» すいません、ちょっと色々設定が...w考えてみます (2018年9月15日 18時) (レス) id: 49e491855e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - そう言えば、基本的にリクエストって答えてくれるんですか?ちゃまさんは、誰担ですか?私は実はおそ松なんです! (2018年9月10日 8時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ここのサイトのコメ欄見ているか不安です。なにしろ過去作みたいなんで (2018年9月9日 15時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃま | 作成日時：2015年12月9日 20時
