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切ないシャンプーとリンス ページ35

それから私は職場で少し休みを貰い、実家に戻った。

実家と言っても家から歩いて20,30分だしそんなに遠いわけじゃない。

ただ、母さんから連絡があってたまには帰っておいでと言われた。
私は仕事を基本休まないし、有休が余りに余っていた。

その中で1週間休みをとって実家に戻ることにした。





『ただいまー』


母「あら!おかえり!」


『つかれたー』


母「歩いてくるのは流石にきつかったかしら?」


なんて笑いながらいう母さんが元気そうで少しほっとした。

母さんはわたしが帰ってきてすぐにパシリに使った。


母「ちょっとA!松代ちゃんちに梨持っていってくれない?」


『はぁ!?松野家に?』




今一番私が行きたくない所だ。
でも母さんは一回言うとやるまで言い続ける。可愛い顔でウインクなんてしてくるもんだから断れずに行く事にした。



また30分もかかる道を少し急いで20分くらいに短縮させて松野家の前に行った。


少し緊張しながらもチャイムを押したら幸いにもカラ松が出てくれた。


カ「どうした?」


『これ、母さんから』


カ「あー、Aの母さんか」


『そうそう』


カ「まぁ上がってけよ」




カラ松に上がって言ってと言われたら断れるはずもなく、入り慣れた玄関の隅に手を起き靴を脱いだ。



居間に行くと、このニートたちは全員家でダラダラしていてその中にはおそ松も居た。



少し居づらかったけど
十四松が遊ぼう!と言ってくれて少し楽になった。



そしたら、松代さんがお礼を言いに来てくれたのか今日家に泊まってく?と聞いてきた。


流石に泊まるつもりはなかったし、迷っていたら十四松が泊まる泊まる!と勝手に話をすすめていた。



まぁ別に着替えとはこの家にあるし困らないけど、少し苦しくなった。

いつも泊まる時は寝るときおそ松の隣だったし、流石に今はそういうわけにもいかない。


夜になってみないとわからないけど、不安が胸をよぎった。






夜ご飯は相変わらず料理が上手な松代さんで、母さんと味が似ていた。


小さい頃から仲がいい松代さんと母さんは料理も一緒に作っていたらしく、少し味が違う程度のものだった。




先にお風呂に入らせてもらうことになって着替えとタオルを持って風呂場に向かった。

裸になり風呂の中に入る。


私専用のシャンプーとリンスは相変わらず置かれていて、おそ松がこれを見ていると思うと少し泣きそうになった。

そんな気がした→←君への気持ちが



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ミミ(プロフ) - 書いてくれる方見つかったので大丈夫になりました!混乱させてしまいすみません! (2018年9月30日 0時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すいません。難しいところあったら省略してokですよ。わざわざすいません。 (2018年9月15日 23時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - ミミさん» すいません、ちょっと色々設定が...w考えてみます (2018年9月15日 18時) (レス) id: 49e491855e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - そう言えば、基本的にリクエストって答えてくれるんですか?ちゃまさんは、誰担ですか?私は実はおそ松なんです! (2018年9月10日 8時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - ここのサイトのコメ欄見ているか不安です。なにしろ過去作みたいなんで (2018年9月9日 15時) (レス) id: 2f572b9fb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃま | 作成日時:2015年12月9日 20時

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