20話 ページ22
森山「はいこれ、何も持たないよりかはマシになると思うぞ」
ポンと渡されたのは通学用カバンだった。
『あ、ありがとう…』
もらったカバンの中にスマホを入れる。
森山「じゃあ、行ってくるな」
森母「お弁当忘れるわよ。ちゃんと二人分作っておいたから」
『え、あ、ありがとうございます!』
森母「お礼なんていいから、さ、行ってらっしゃい」
「…はい!行ってきます!」
ガチャ
『お、お母さんに見送られるっていいですね…なんというか、気恥しいです…』
森山「そうか?うーん、その辺は分からないなぁ」
それから…
特に会話もなく、学校に着きました\(^o^)/
『お、おはようございます…』
黄瀬「あ、咲楽っち!おはようっス」
『あ、涼くんおはよう〜笠松センパイ、小堀センパイ、早川センパイ、おはようございます(ペコ』
笠松「お、おう…」
小堀「おはよう、森山、咲楽」
『…まだ監督さん来てないんですね』
キョロキョロと周りを見渡すも、そこに監督さんの姿はない。
小堀「もう少しすれば来ると思うぞ」
森山「何か用があるのか?」
(男子バスケ部に入部したいだなんて言ったら怒られちゃうよな…)『えっと…そう。マネージャーとして入部したいなぁと』
森山「歓迎。むしろ入ってくれ」
笠松「森山てめぇ。お前が満足したいだけだろ」
森山「あれ、バレた?」
小堀「はは、森山らしいや」
『あはは。歓迎されるのは嬉しいですけど、女の子目当てで歓迎されるのは嫌ですね…』
森山「(゚◇゚)ガーン」
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時