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「やぁ」
呑気な声が響く。
「まさか死ぬとはねー」
辺りは真っ白。
「でも残念」
コイツは──
「君は死ねない」
神、だね。
「正直言って君にはあまり期待していなかった。
教えてあげるよ。
トリップさせるのはね、狂った人間を正常に戻すために行っているんだ」
然程、興味はない。
「でもね、君は駄目だった」
……天才、ってことに自惚れてたといいたいの?
「ううん。君は自分を嫌いすぎた」
ははっ…………皮肉だね。
自分を嫌って、なにが悪いんだよ……!
自分の異質なことを好きになれって?
他人に嫌われているのに?
「……他人に嫌われているからこそ、だよ。
君は元いた世界に返す。
そこでどうか、君が変われますように──」
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進撃のいちご(プロフ) - 無気力系脱力猫さん» あまり曲にそってしまうと、それは著作権の侵害になってしまうので、あくまで“妄想税風”という作品になっております。 (2015年4月10日 19時) (レス) id: bbe20826a6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系脱力猫 - 妄想税の小説でいいの?面白いけど、題名からしたものがわかんなかったナリ (2015年4月10日 15時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
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