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8. ページ8

「…いない?」



休み時間が終わって、隣のクラス…B組に行って、そこにいた、クラスにいる人に聞いたところ、まだ月永レオはまだここに姿を現していないそうだった。

そうだ、そうだよ。レオは授業にあまり出てなかったんだ。すっかり忘れてた。

多分今、どこかで作曲してるだろう。…人の気も知らないで、なんて思ったけど…レオが私と同じ状況じゃなければ、あいつには全く関係ないんだよね。

怒るのはお門違いだし、いたらラッキーくらいに思おう。



「月永が来たとき伝えておこうか?まぁ今日は来ないと思うけど…」


私もそう思う。頷き、お願いします、と言うと、横からいきなり声が聞こえてきた。


「ん?何?おれの話?」


「う、わっ!?」


びっくり、した。
いつの間にか横にいて、私の顔を覗き込むようにしてきた…月永レオを見て、私は声が裏返ってしまった。

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作者名:睦月 | 作成日時:2017年11月18日 15時

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