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20. ページ20

私が強引に引っ張ったせいで、彼は私に覆いかぶさるようになってしまった。




「…A、僕は」





「……今まで、私は失礼なことばかりしてきました。…捨てられても、仕方のないことをした。」




恋が、人を好きになるってことが、よくわかっていなかったから。




けど、失って初めて気付いた。
英智さんから何も言われなくなったことで、私の中にぽっかりと、穴が空いたんだ。





「…私は、両親に見捨てられました。親は私を、邪魔なものだとしか思ってなかった。…一度も、愛されたことなんて無かった。」






愛されてる感覚なんて、わからない。
口を開けばみんな、私を邪魔だと、いらない子だと言う。
私は人と関われなかった。いつ捨てられるのか、飽きられるのかがわからないから。
人の気持ちなんて変わりやすい。私の代わりなんていくらでもいる。
私自身を必要としてくれる人なんて、いなかったんだ。






「…けど貴方は、私を見てくれた。」





私がそういうと、英智さんは目を見開いた。
私は、彼に両手を伸ばす。そして、彼の頰に触れた。





わがままだ、勝手だ。今更、何を言ってるんだって思われるかもしれない。
けど、夢だから言える。




「私を解放なんて、しないで。…ずっと、側に置かせてください」






貴方がいない世界は、嫌だ。

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あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (8月26日 9時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
永遠抹茶 - はじめまして!私は英智先輩大好きなのでいつも楽しく読ませてもらっています!続きが凄く楽しみです!更新頑張ってください!! (7月7日 22時) (レス) id: eaae209883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2017年5月20日 0時

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