[ぷよぷよ]夢と狂気の魔導師 (ページ5)

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第五話　危機ページ5

私は今、ルルーの名前が書かれた手紙に書いてある、山の麓にいる。
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彼の名は、闇の貴公子サタン。緑髪赤眼で、横上に生えた大きな角と大きな翼、緑色の長い髪、尖った耳が特徴。今回は、ルルーという彼をこよなく愛する格闘女王から大事な話があると書かれた手紙が来て、今この山の麓に居る。
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ここは中々人が通らない山なんだが…よっぽど重要な話なのだろう。
そう思ってた時、後ろから可愛らしい少女の声が聞こえた。

「そこのお兄さん。」

「なんだ？」

振り向くとそこには、ショートの金髪に、私と同じ赤い眼に、白いボタンが付いたノースリーブの黒い襟シャツに、指なし手袋に、真っ黒なミニスカートの下にはスッパツが履いてある少女に声を掛けられたと思ったら、

「ちょっと……

・

死んでください♪」

すると少女は手袋から突然銀色に輝くナイフを出し、私の心臓を突き刺そうとした！
なんとか避けられたが、ナイフを出し、私の心臓に突き刺そうとするまでの時間は、およそ0、1秒。少しでも反応が遅かったら、心臓を貫かれてただろう。

「貴様…！！」

「あや、避けられちゃった。まあいいや。どの道お前は死ぬんだからね！！

ルシファー！！！！」

「ル…ルシファーだと！？私は「サタン(様)」だぞ！？」

「問答無用！！！」

・

・

ドゴオオオオオオン！！

ピクニックも終わり、私達は帰ろうとした時に遠くの山の方から大きな音を出しながら煙の柱を出す。

「あ…あれはなんですか！？」

「＿＿！？確かあそこにはサタンが…」

「サタンが！？」

「(もしかして…キルル！？)」

バッ！！

「ハルル！？どうしたの！？」

「皆はここに居て！私はキルルを止めに行くから！」

『キルル！？』

「なんだか嫌な予感がします…！」

「行ってみようアミティ！りんご！」

「はい！」

「うん！」