クノイチ…？？僕と婚約だと…？？【星原ヒカル・出雲ハルキ】タイトル変更しました

婚約って………… [ヒカルside] (会話文多め) ページ7

「嘘でしょ婚約ってどういうこと！？」

煌音の声が耳に響く。
婚約。
確かにマコトと言う女はそう言った。

「どういう事だ…………………」

僕は結婚と聞くや否や怒りを押さえきれない。
拉致されたあげく、婚約だと！？たまったもんじゃない！！

「Aにも、言ってなかったものね。驚くのも無理ないわね。そう、婚約。私達の中ではケイヤクと呼ぶわ。ヒカル？って言うのねあなた。」

「！？」

僕が驚いて見せると女はこれも術の一種よ、と誇らしげに言った。
もう、何がなんだかわからない。
拉致されて、婚約だの術だのもうやめてくれ。
頭がパンクしそうだ。

「頭がパンクしそうなヒカル君に教えてあげるわ。私達の事。」

そう言うと今のは読心術じゃないわ、勘よ。と付け足した。
帰りたいと願う半ばこの人達の正体も知りたいと思う気持ちも強まって来たため僕は俯く。
するとそれがイエスのサインだと気づいたのか女は話始めた。

私達の正体を教えてあげる [マコト回想]→←煌音ですっ！ [ヒカルside]

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