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ハルキ君のお話 2 ページ19

〜五分後〜

(………ああ、ばか、ばか!!)

恥ずかしい。はっきり言って屈辱的だ。
今いる店のなかには4人の客。
もちろん全員立派な女性である。
そのなかに異様な空気を流している男、俺。
因みにこちらは立派な男。
(中学生男子が一人でレディースファッション店何て…あり得ないだろ。)

女の押しに弱いことが俺の唯一の弱点だ。

…唯一ではないが。
あのように迫られるとすぐにうなずいてしまう。
だいたいこのようなことになったのも誘われた時点で断れなかった俺が悪い。
(あのとき断っていれば……。)
後悔してもどうにもならない、俺には好みの洋服を選ぶしか無いのだ。

「何をお探しですか?」

「え、これはそういう意味じゃ…」

「もしかしてガールフレンドさんへのプレゼントですか??」

「っっいや!!断じて違います。」

『ガールフレンド』何て言われて心臓がばくばく言っている。
今の俺の顔は多分赤いだろう。
話しかけてくれた店員さんは、控えめだがしっかりとした化粧に、膝したのスカートを履いていて、清楚な印象だった。
何と言うかその…綺麗な人だと思った。

「ふふ、フルコーディネートとは難題ですね。」

「…話を聞いていたんですか?」

「盗み聞きするつもりはなかったのですが、ちらっと聞こえてしまいまして…」

聞かれていたのか。
また、胸の奥から羞恥心が込み上げてきた。
ああ、恥ずかしい。
なおさら赤くなる俺を見て店員さんは、
すみません、と眉を下げ苦笑いをした。

「いえいえ。こういうの、初めてで。よくわからなくて…」

「それなら、私がお手伝いいたしますわ。
どんなファッションがお好みですか?」

「好み…いや、できれば店員さんが全部選んでいただいたほうが…」

「いえ、お客様と一緒に選ばなければ意味がありません…是非、好みのファッションを聞かせてください」

ふわりとした店員さんの口調はとても心地がいい。
俺の好みと言うか意見としては、
あまり露出の高いものが苦手なことと、ハデなものはあまり好きじゃないこと。
あと、ふんわり…とした感じが好きだ。
例えるなら、そう、

____
字数の関係で次いきます。

ハルキ君のお話 3→←作者のお遊び。ハルキ君のお話(本編とは一切関係ありません)



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星羅 萌*渚*(プロフ) - 作者ふらのさん» そうなんですか!!そのアプリ欲しいな←  (2014年3月19日 20時) (レス) id: 2f62fa648a (このIDを非表示/違反報告)
作者ふらの - 星羅 萌*渚*さん» ありがとうございます! 特殊絵文字のアプリで見つけました笑 お気に入りです♪(*´˘`*) (2014年3月19日 1時) (レス) id: 81f882bc8d (このIDを非表示/違反報告)
星羅 萌*渚*(プロフ) - 顔文字可愛い(( いえ、こちらこそ応援しています!一緒に頑張りましょうね^^ (2014年3月17日 19時) (レス) id: 2f62fa648a (このIDを非表示/違反報告)
作者ふらの - 星羅 萌*渚*@病み上がりさん» いえいえ〜!(*´˘`*) (2014年3月16日 23時) (レス) id: 7330717f03 (このIDを非表示/違反報告)
星羅 萌*渚*@病み上がり(プロフ) - 作者ふらのさん» ありがとうございます!!! (2014年3月11日 18時) (レス) id: 2f62fa648a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風羅乃 | 作成日時:2014年1月18日 23時

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