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耳元でくすりと小さな笑い声がして頭が撫でられた。
「...貴方は、本当に面白い方ですね。突然現れて、突然泣き出して、僕を愛してるだなんて」
改めて指摘された自分の行動にはっとして顔をあげて、愉快そうな彼と目が合うとふつふつと恥ずかしさが湧いてきた。
幾ら惣右介さんとはいえども実質初対面。勢いとはいえ、私はなんて事を。1度我に返ってしまうと何もかもが恥ずかしくて、そろそろと腕を離すと揶揄うように彼は言う。
「おや、愛してるのに離れてしまうんですか？」
「あっ、う...いや、その。あのっ......えっと、その...さっき、までのは...勢いで、つい。...本当に、その...ごめん、なさい......」
「いえ、謝らなくてもいいですよ。不思議と不快ではありませんでしたし」
あまりにいたたまれなくて、でもあんまり離れるのも何となく嫌で、顔を逸らしながらゆっくり数歩だけ下がった所で、弾んだ声色の不快ではないという言葉に安堵する。でも、不快じゃなくても不審ではあったよなぁ！ と大反省会が始まりそうになった時、それを咎めるように彼が私の頬に触れる。
「あぁ、それとも。もしかして全部演技でしたか？」
「それは絶対にないです！！！」
それは、さっきのは全部猛烈に恥ずかしかったけれど。私の気持ちは全部本物だ。だから、思わずそう叫んで、彼に向き直ると穏やかな砕けた表情の彼と目が合う。初めて見る表情。そして少年らしい表情とは裏腹な色っぽい声で彼は言った。
『成程。これは
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みるきー(プロフ) - はわー！！！毎日更新の通知が来るのを楽しみにしてます！！ (2021年5月9日 17時) (
レス) id: 3af3c93a7d (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - とても素敵すぎて何度か最初から読み直してしまいます。更新が楽しみすぎです！ (2021年4月30日 10時) (レス) id: 3af3c93a7d (このIDを非表示/違反報告)
K2AYEのY(プロフ) - うん……藍染格好いいね……声がいい……でも白哉も声がいい……うーん選べない……( ；∀；) (2021年4月19日 22時) (レス) id: 27ffa47357 (このIDを非表示/違反報告)
K2AYEのY(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁー！！！続きが気になる！！！！！更新頑張ってください！！！！！！！！！！！ (2021年4月1日 17時) (レス) id: 27ffa47357 (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年6月14日 21時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶々 | 作成日時：2020年3月26日 2時
