【BUMP OF CHICKEN】数年前からくだらない唄 【藤原基央】

チケット ページ11

藤原side


A｢また居酒屋だね笑｣


藤原｢確かに笑笑｣


Aとばったり会って夕飯を共にすることになった


藤原｢Aは今仕事何してんの？｣


A｢普通の会社員だよ パソコンとにらめっこ｣


藤原｢え、意外だね 接客業とかやってるんだと思ってた｣


昔から明るかったAだ 人前で笑顔にやっていると思っていた


A｢高校生まではねそう言うのやりたいと思ってたけど みんながみんな夢叶えられる訳じゃないし 今の仕事も好きじゃない｣


藤原｢まぁ俺も夢があった訳じゃないしね 何となくこと仕事に着いたかな｣


A｢それが凄いんだよ 才能？｣


藤原｢笑笑ありがとね｣


なんだろう…Aは学生の時より元気がない気がする


藤原｢ねぇA 良かったら次のライブ来てくれない？｣


A｢私？｣


藤原｢そう 今の俺達を今の俺を見に来てよ｣


そう言ってペアチケットを渡した


本当は今の俺を見て欲しいからチケットを用意した


でも今は何となく俺の音楽でAを元気にしたい そう思った


1人じゃ来にくいと思うし2人分のチケット


A｢そ、そんな だってBUMPのライブって毎回完売でしょ？残ってるの？｣


藤原｢これは俺達の家族とかに配ってるの お世話になった人とか｣


A｢私何もしてないし…｣


藤原｢俺の元マネージャーでしょ？十分だよ ね？来てよ｣


A｢うっ…じゃあ行こうかな｣


藤原｢マジ？ありがとう｣


A｢あ、でも1つでいいよ 私恋人とかいないしさ笑笑 1人で行くから｣


藤原｢え、そうなの？意外笑笑笑 俺の事ふったのに｣


A｢失礼な！これから！これからさがすんです！…藤くんはいるの？｣


藤原｢いない 今は作ってない｣


A｢藤くんもじゃん！｣


藤原｢今はね 今は！｣




机の下でAに見えないようにガッツポーズをした

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