【BUMP OF CHICKEN】数年前からくだらない唄 【藤原基央】

帰り道 ページ12

2人で久しぶりに会って2人で初めてお酒を飲んだ


その帰り道


藤原｢ね、ねぇ大丈夫？｣


A｢へ？えぇー大丈夫だよー笑笑｣


藤原｢A飲み過ぎだよね｣


A｢楽しかったしー良いんじゃなーい？｣


確かに足取りはおぼつかないが歩けるし


でも まぶたが重い


少し眠い


A｢あれっ｣


藤原｢ちょ、｣


バランスを崩し転んでしまった


藤原｢ったく…A1人で帰れる？｣


A｢うーん 分かんなーい 藤くんは？｣


藤原｢俺は普通に実家に泊まる予定だけど｣


A｢あ、じゃあ途中まで一緒だねぇご近所だしぃ｣


藤原｢はぁ…仕方ないから送ってくよ｣


A｢藤くん嬉しそうだねぇ 何で？｣


藤原｢…好きだから｣


A｢ん？｣


藤原｢Aが好きだから｣


A｢私も好きだよー！｣


藤原｢ま、こんな酔っ払いに言っても意味無いか…ほら帰るよ｣


藤くんが手を差し伸べている


A｢わー！ありがとう！大好きぃー｣


藤原｢…本心だったら良いのにさ｣







朝、実家のソファで起きた


あれから手を繋いでからはどうやら眠ってしまったようで記憶はない




A｢藤くん…好きって…｣


まぁ私も酔っ払ってたし、聞き間違いか


それか藤くんがからかったのだろう


A｢あたたた…｣


二日酔いで頭が痛い


そうだ 藤くんにお礼はしておこう




A藤くん昨日ごめんね 送ってくれてありがとう

藤原良いよ良いよ 俺も昨日はAに飲ませすぎたし

Aまた飲み行こうね

藤原次はお酒程々にね笑

Aうっ…気をつけます

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