第4話 後悔 ページ5
神が言っていた事は本当だった。
__『夢じゃないよ』
あの時は、心を読まれた?という間抜けな考えをしていたが...あの時の選択は、慎重に選ぶべきだったのだろう。考えるのが面倒でどうでもよくなってきたなんて...なんて投げやりなんだ
適当な考えをしていた先程の自分に、心底腹が立った
...まあ、もう過ぎた事をいつまでも引きずっていても仕方ない。
切り替えていこう...
高「そういえばAちゃんって今何歳なのー?」
初対面でちゃん付けですか...嫌ではないけどなんだか慣れない感じだな、
宮「ナンパ見てぇな聞き方すんなよ」
黒「完全にナンパですよ。この後「へぇー!若いね!もしよければ今からお茶しない?」とか言いますよ」
高「言わねーよ!!まずこんな状況で呑気にお茶飲めるか! ほら、これから少しだけかもしれないけどこの廃校で一緒に行動する人だし、情報はほしいじゃん?」
確かにそうだ、私は一方的に皆の情報は知っているが、彼等は私の情報を名前くらいしか知らないだろう。
そして、この状況でも楽しそうで少しホッとした。あまり聞かなかったが、このメンツももしかしたら仲良くいけるのかもしれない。
A「ふふ、あ、私は14歳です。」
高「そうなんだー!大人っぽいからてっきり高3くらいかと...」
名「そう...ですかね?ありがとうございます」
黒「だから敬語だったんですね。僕達、ここでは先輩後輩関係なく接しているので、敬語は外しても大丈夫ですよ。僕は敬語キャラですが」
最後にぼそっとメタ発言をしているが、気にしないでおこう...()
A「ありがとうございます。ただ癖が少しついているので、もう少し皆さんと親密になれたら敬語は外す...と思います。」
まあ嘘だが。リアルでずっと敬語なわけないっしょ。本当はもっとテンションヤバい奴だけどね...
会えるはずのない好きなキャラが目の前にいて話しかけてきたら誰だって敬語になるもんさ、
宮「大体の自己紹介は終わっただろう。ここにずっといるのも安全って訳では無さそうだしとりあえず、他の人がいるかどうか探しに行くか」
黒「でも、敵から身を守るものも何も無いですし.....そうだ、なにか武器になるものを探して持っていきましょう。最低でもほうきくらいはあると思いますし」
高「そうだねー!少しでも敵に抵抗できればいいもんね!」
皆が、凄く冷静で頼もしさを感じた。
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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時