第17話 聞いたことのある声 ページ19
Aside
A「というかここ、電波繋がるってことは山奥とかではないんですね」
大体閉じ込められる話だと、電波が繋がらない、警察に電話できないというのが定番だが
あれ?
警察.....
A「...警察に連絡した方がいいんじゃ.....」
こういう時に警察を呼ぶという考えが出てこないのも定番...?
黄「あっそッスね、なんで忘れてたんスかね...」
青「よし、さっさと連絡するぞ。黄瀬はテツにLI○E打っとけ、俺は警察に連絡する」
と青峰が指示する。警察に連絡して、早く来てもらった方がドアも開くだろう
『無駄だよ』
突然、後ろで声がした
振り向くとそこには、宙で浮いている...いや、よく見たら紐で吊って浮いている人がいた。ピエロみたいな格好をして、お面を被っている。人であることは確かだが、誰かまでは特定はできない.....ただ、背が低いので子供ということはなんとなくわかる。
どこか聞いたことがある声...でもどこで...?
青「っ!?誰だお前!」
青峰が咄嗟に双剣を持つ
黄「青峰っち、申し訳ないんスけど持ち方逆っすよ」
青「...あ、マジか」
シリアス感をぶち壊していく青峰...流石だ。
優「...で、君は誰なの?それに...何が無駄なのさ」
優汰が真剣な顔をして彼に向かって話す。
?「まあまあ、そんなに怒らないでよ!...そうだね、理由を言ったところで信じないとは思うけど.....君達が聞きたいなら一応話しておこっかなー!
全部本当の話だから、しっかり聞いてよー?」
そう言うと彼は、床へぱっと降りる。
?「結論を言っちゃうとねー、この学校は存在しないんだ!」
青「...は?」
彼が言ったことに、皆は唖然とする。
A「どういう事ですか?私達は今、ここに存在しています。それなのにここが存在しないとはどういう事ですか」
そうなのだ。私達は今ここに存在していて、ちゃんと脈もあるし生きている。足が地に着いていて物も触れる。
それなのに...ここが存在しないなんて.....嘘に決まってるだろう
?「あらら、またすぐ嘘だとか夢だとか言っちゃって...ま、信じれないのも当然だよねー!」
...また?やっぱりこいつ、どこかで会ったことがある.....?
これは夢なんじゃないか、と考えた時の事を必死に考える。
...まさか
そう思った時、彼は私の方を見て、他の誰にも気付かれないように小さく笑った
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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時