検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:50,999 hit

第11話 彼 ページ13

A(今だ...っ!)



「わっ!」と言いながら彼の肩を叩く




「っ!?僕の命はここで終わる...?」



終わりません。というかなんだその台詞



黄「誰ッスか?!」



青「ゾンビか!?お?やるか!?」




A「失礼な...。人ですよ、ひーと!!」



青「なんだ、人か...驚かすなよ...」



A「はは、すんません」


意外だ。正直この中で一番変な叫び声をあげて驚くかと思ったが、冷静



「あ、あ...あ.....」


一方で驚かされた彼は、その場にへたれこんだままだ。



黄「だ、大丈夫ッスか...?」


おどおどと黄瀬が彼に話しかける



その時、彼が突然立ち上がり






「Aー!!」









私に飛びついてきた。




A「久しぶり!元気してた?「優汰」!」



青「なんだ?知り合いか?」


青峰が聞いてくる。それに対して彼が答える




優「うん、知り合い
あ、紹介するね。彼女は雪宮A









僕の彼女だよ」



と、ちょっと自慢げに彼は私を紹介する。





青「は」



黄「え」



青黄「はああぁぁぁ?!!!」




黄「え、え、優汰君彼女持ちだったんスか?!確かにイケメンだけど!」



青「え、マジで?マジなの?イケメンだけどマジなの?」


イケメンは認められているのか。



優「本当だよ。ね、A」


私に話を振るか。



A「はい、えっと...優汰の彼女の雪宮Aです...よろしくお願いします」



これくらいしか紹介することがないのか自分...




優「というかA、知らない人の前だからってそんな猫被らないで良くない?」



A「え、あ、いや...その.....ちょっと、ね」


バレてたか...まあ、ずっと一緒にいたからなぁ。



優「ふふ、僕がAが知らない人の前だと猫をかぶることを知らないとでも?」



まるで「なんでもお見通し」と言っているかのようだ


...ちょっとドヤ顔ムカつく。




...じゃなかった。それより今は、今まであったことを伝えるべきだ

とりあえず私は3人に、ゾンビに追いかけられて逃げたこと、そして黒子達に遭遇してゾンビを倒したこと、はぐれたことを話した。





優「つまり.....迷子?」




A「うっ...まあ、そうなるよね...」


そうなのだ、これは私の不注意で起きたことなのだから。

しかし、はぐれずに黒子達と探索を続けていたらこの3人には出会わなかったのかもしれない。どちらがいいという訳でもないが、とりあえず人と会えたことは助かった。

第12話 提案→←第10話 1人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。