検索窓
今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:51,033 hit

第28話 鍋置き…? ページ30

青「借りてきたぜー!」



黄「あ、青峰っち。おかえりッスー
って、それなんスか...?鍋置きとかそういう...?」



青峰が持ってきたものは、濃いピンク色で、薄っぺらいシリコン素材の鍋置きだった




青「ああ。シリコンだし滑り止め程度にはなると思ってな」



黄「てか、なんでAっちそんなの持ち歩いてるんスか...」



鍋置きなんていつも鞄に入ってるはず無いのだが.....



青「ああ、なんか音ゲーする時にスマホ置いてやると滑るらしくてな。滑り止めって事で持ち歩いてるらしいぜ」



黄「納得ッス...Aっち、人差し指勢なんスかね」



青「いやそこ気にするのかよ。人差し指、中指、薬指、小指勢か片手勢だろ」



A「人差し指勢ですよ」



青「ああ、そうk.....えっ、は、え?お前いつからいた...」



A「んー、青峰さんが「借りてきたぜー!」って言った時あたりからついてきました」



青「いや殆ど最初からじゃねーか!本気で気付かなかった.....お前、影薄くね?」




黄「黒子っち3号.....?物音すらたてないし、まず青峰っちが来た時から後ろにいたんスね...」


優「とりあえず、その滑り止め使って刺さってる剣抜いたら?」



...あ、そうだ。影が薄いとか何指勢かとかは今はどうでもいい。
とりあえず、武器を早く抜いて他の人を探しに行かなければ...

 


青「お前もさり気なく入ってきてるよな...まあいい、グダグダしてても仕方ないしとっとと抜くか

おい黄瀬、これ巻いて抜け」



そう言うと青峰は黄瀬に鍋置きを渡した.....というより、押しつけた。





黄「...はい?え?これ俺が1人でやる流れなんスか?」





青「はいはい、それはそれ、これはこれ。飛苦無もまともに当たんねー奴に何もやらせないなんておかしいだろ?」





黄「全く理由になってないッス!やりたくないだけじゃないッスか!!おかしいッスよー...理不尽...」




キャンキャン騒いで落ち込む...まるで犬みたいな仕草をしながら、黄瀬はいやいや剣に滑り止めを巻き付けていった。


黄「うーん...まあ滑り止めついてるなら抜けるはずッス...」


ブツブツと独り言を言いながら、黄瀬は剣に手をかける



黄「ふんっ!!!やっぱ、!きついッスよ!」



優「あはは、頑張れー」


優汰は遠くから眺め、ものすごく他人事のように黄瀬を応援する

第29話 (名前)、ピンチ?→←第27話 抜けない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。