初めての恋

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2話中学生ページ3

全てのことが始めてで、なにもわからなかった私に亮さんは、1から全部教えてくれた

ポジション、ルール、練習メニュー、スコアの付け方…

毎日、亮さんに会って色んなことを教えてもらってる時に、毎日胸がﾄﾞｷﾄﾞｷしてた

こんな事、経験したことないくらい、亮さんの顔見ると、ﾄﾞｷﾄﾞｷした

野球部の部則で、

"先輩に会ったら挨拶をする"

って言うのがあって、西階段で亮さんにあった時に

"こんにちは"

っていう、ただの5文字を言うだけなのに

すごくﾄﾞｷﾄﾞｷした

生きてきた中で1番

それに顔も熱い

私が野球部に入って1ヵ月経った時

スコアがつけられるようになった

練習試合の時に初めてスコアを書いた

亮さんに教えてもらった通りに丁寧に

それを試合が終わったあと、亮さんに見せると

｢やっとできるようになったね｣

っと言って、頭を撫でてくれた

私は撫でてくれたことに感謝することより

心臓の音が聞こえないようにすることで必死だった

心臓、お願いだから静かにしてよ

亮さんの声が聞こえないから＿。