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｢俺も、(名前)のことが好き___｣


なんて、言ったことが間違いだったんだ。






｢っ、死なないで、いなくならないで………！｣


(名前)、お願い、なんて悲痛な叫びは当たり前のように届かない。



『私、……凛月くんのことだけが…心残りだよ』


『やっぱり、凛月くんと………』


そこで、ぷつりと途切れた君の言葉。
瀬戸際、見せた苦しそうな笑顔。



続きを想像するのは容易だった。




｢俺はもう、(名前)を苦しめたくないから｣




だから、君に告げるんだ。



｢嫌い｣


と。




............................

1日1話更新予定執筆状態：連載中



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作者名：Nemo. | 作成日時：2021年5月1日 14時

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