エンドロールは流れ、幕は下ろされる。(side無し) ページ33
一人の少年は、鏡から目を離す。鏡には、幸せそうな5人の青年と、その5人に囲まれる、一組の新郎新婦。
「ありがとう。ちゃんと《しあわせ》になれててよかった。ぼくはそろそろきえなきゃ。」
鏡面は途端に波打ち、少年の体を映す。
「____分かりました。さようなら。」
「さよなら!」
そう残し、少年は消えていった。
「_____ん?貴方も、何か願い事をしに来たんですか、、、?
え?違う?
そうですか。」
その人は続ける。
「ここは、《願の泉》。
神話等に出てくるあれです。
その名の通り、願いを叶えられるのですが____
条件が有ります。」
一息。
そして。
「いやいや、別に何かと引き換えにとかじゃあ、ありませんよ。どこぞの悪魔じゃありませんし、、、。《純粋に、その人の為だけに》願う、それだけです。邪心が入った時点で叶えることはできません。
神は見てる、と言うやつですね。
______申し遅れました、僕はこの泉女神、■■■■と、申します。
僕には、できないことなどありませんよ。
たとえば、大切な人を守るとか。」
______『■■■兄さんを守るためには、ボクらが弟を棄てなきゃ。』________
______『いつも■■■にーさんは、助けを求めてたに、見て見ぬふりをしたのはぼくらだよ。』________
「時間を戻すとか。」
_____『俺のせいだ、俺が■■■に、■■■兄さんに、あんな事言ったから。』_______
_____『例え、■■■が僕らと生きることよりも、死を選んだとしても。僕らがやらなきゃいけないことは、ただひとつ。■■■に、ごめんって謝る事だよ。』________
「生き返らせるとか。」
______『■■■、お前はなんで頼んねぇんだよ!?
おれは、お前の、唯一の兄ちゃんなのに!!!』______
「信じる心があればなんでもね。
______おっと、神父さんが呼んでるからいかなくてはね。
それじゃあ、また会う日まで。」
あとがき→←そして、《異変》は終焉を迎える。(カラ松side)
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れいなそん - 泣いた。神や…ここに神がおるぞ… (2021年2月25日 17時) (レス) id: 509e7f7d74 (このIDを非表示/違反報告)
色松推しのウオタミでボカオタでアニオタ - 超☆感☆動☆ (2018年10月15日 17時) (レス) id: 61be67dd50 (このIDを非表示/違反報告)
こみ☆すみれ(プロフ) - ☆さん» さあ、本当のラスボスは誰でしょう♪ (2017年8月14日 22時) (レス) id: 9cf0b6d1ad (このIDを非表示/違反報告)
☆ - こわ! (2017年8月14日 11時) (レス) id: 556ddcc7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こみ☆すみれ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年6月2日 23時