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1日目 FBside ページ4
いつもと同じ。四人でゲームして、買い出しじゃんけんで負けた俺とえおえおがコンビニにパシらされてた帰り道。
何でもないいつも通りの会話をしていた。
え「FB、自販機よっていい?買い忘れてた。」
えおえおの一言で公園の自販機による事になった。
俺は座って待とうと、ベンチを探した。
『寒い…』
ほとんど聞こえないようなか細い声が聞こえて、声の方へ振り返った。
そこにいたのは冬だというのに生地の薄い半袖のワンピースを着た髪の長い女の子だった。
ベンチに横たわり、体を小刻みに震わせている。
女の子が白い息をはきながら目をゆっくりと閉じていく。俺はいても立ってもいられなくなって、
F「大丈夫ですか!?」
といつものでかい声で話しかけた。彼女からの返事はなくただ、彼女の白い息だけが冬の寒い空に広がって消えていった。
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作者名:ノイ | 作成日時:2017年8月17日 16時