【おそ松さん】六つ子の皆さん。血を吸うのは良いのですがセクハラはやめて下さい！【吸血鬼松】【セクハラ松】 (ページ33)

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第二十三話『幼い頃の記憶』ページ33

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突然ですが、私。Aの昔の話をしよう

皆さんには一応話した方がいいと思いますし

六つ子「Aちゃーん！あそぼー！」

『あ！おそ君達！良いよ！あそぼ！』

小さい頃の私たちは主人とメイドの関係ではなく、
仲の良い友達だった。

でも、ある日私は、おそ君達の秘密を知ってしまった

幼い私は何時も通りおそ君達と遊ぼうと
おそ君達の屋敷に向かった。

いつも遊んでいる屋敷の庭に向かう

そこには、おそ君達がいた

私は声を掛けようとした

が

それは、できなかった

何故ならおそ君達は猫や、犬に噛みついていたからだ

私は恐怖で足が竦む

ありがたいことにおそ君たちは背を向けている

深呼吸をし息を整える

そしてゆっくりと後ろに下がろうとした

が

落ちていた木の枝を踏んでしまった

その音に気付いたのか、おそ君が後ろを振り向く

おそ君は目を見開く

おそ「A、ちゃん...？なん、で」

おそ君は眉を下げて悲しそうに私を見る

おそ君の口の周りには血が付いていた

『あ、あぁ...』

声を出そうにも上手く喋ることが出来ない

おそ君がちかづいてくる

私は怖くなりその場から逃げだした