【おそ松さん】六つ子の皆さん。血を吸うのは良いのですがセクハラはやめて下さい！【吸血鬼松】【セクハラ松】 (ページ34)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:164,931 hit

第二十四話『幼い頃の記憶2』ページ34

・

『はぁ...はぁ...っ』

私は無我夢中で走った

気付けば家に着いていた

私は自分の部屋のベットにもぐった

少しだが手が震えていた

まだ、信じられない

おそ君達があんなことしてるなんて...

私。これからどうしたらいいか分からないよ...

‐‐‐‐‐‐

次の日の朝。
ベッドの上にうずくまっていると
誰かが部屋のドアをノックした

『…誰？』

「お母さんよ。
A。お客さんが来てるわよ」

『...お客さん？』

ドアを開け階段を下りる

下に降りるとそこには

おそ君がいた

おそ「あ、えっと...お、おはよう。Aちゃん」

ぎこちなく笑う彼

『あ、あぁ...』

私は思わず後ずさる

昨日の光景がよみがえる

怖い怖い怖い怖い

どうしてここに来たの？

何で？

昨日のを見てしまったから？

私。あの、猫や、犬みたいに殺されちゃうの？

そ、そんなの

『い、嫌だ…お、お母さん助け＿＿』

部屋の奥に逃げようとしたが
手首を掴まれ逃げることができなかった

おそ「まって！Aちゃんと話がしたいの！だから…だからっ。お願い僕たちから離れないでっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

振り替えると、私の手をｷﾞｭｯと掴みながらﾎﾟﾛﾎﾟﾛと大粒の涙を流すおそ君

私はおそ君の方に向き直る

『おそ、松…君
あ、ち、違うのっ。べつに泣かせたかった訳じゃ…

ご、ごめんなさい…』

おそ君に対しての恐怖と泣かせてしまった罪悪感で、涙が零れる

おそ君が私の手をｷﾞｭｯと優しく握る

おそ「ううん。しょうがないよ。
僕達の方こそ怖い思いさせちゃってごめんね
あと、僕達の話し聞いてくれる？」

私はｺｸﾘと頷いた

私が頷くと。おそ君は笑顔になった。