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第七話 ページ9

私は、自分の部屋で、医療の予習と復習をしている。


今思えば、よくこんな事してると思う。


ミ「Aちゃん、そーちゃんがお弁当忘れちゃったから道場に届けてくれる?」


片手にお弁当…強制ですか。


貴『いいよ。どこの道場?』


今、道場までの道を下っている。少しゆっくり。


私より、ミツバが行った方が総悟は喜ぶのに。


ちょっとだけ竹刀の素振りの音と声が聞こえてきた。


貴『此処か。』


ついて少し中を覗いてみる。総悟が、長い髪の人と喧嘩している。多分その人が土方さん。ミツバが好きな人。


あ、終わった。次は、手合わせか。((なんだかんだいってあの医者に医療の事以外も教えて貰った


ん?だれかこっちに来る。…ゴリラ見たい。


近「やあ、君もうちでやってみるかい?ちょうど同じぐらいの歳の子もいるし……」


貴「いえ、私は大丈夫です。弟が忘れ物をしたので届けに来ただけですので。」


早く帰りたい。総悟に見つかったらなんて言われるか分からないし、安静にしてないとバレるかもしれない。


近「そうか。じゃあ見学だけしてればいい、弟君を見てあげなよ」


見学は別にいいのかな?


近「そういえば弟って誰だい?」


分かんないか。似てるとは言われるけど髪の色も違うし、性格も反対だし。


貴『申し遅れました。私は沖田総悟の双子の姉、沖田Aです。以後お見知り置きを。』


近藤さんは、結構驚いている。まぁ無理もない。総悟には自由に生きて欲しくて結構甘やかしてしまったからな。


近「総悟ーお前にお客さんだ。」


…え?

待って、呼ばないで。


その間に近藤さん、土方さん、総悟が近づいて来る。


もう、ポーカーフェイスにやり通すか。


総「なんで此処に来た。お前より姉上がよかったでぃ」


ふてくされてる総悟をなだめている近藤さん。


土方さんは私のほうに向かってきてこういった


土「すまねぇな」


申し訳なさそうに言うが、なぜこんな事を言われるのかわからない。

普通の兄妹(ふたご)だったら、こんな風に接しないのだろうか?


貴『はいこれ。忘れてった』


そう言い近藤さんたちに挨拶をして道場を後にする。

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設定タグ:沖田総悟 , 兄妹 , 銀魂   
作品ジャンル:アニメ
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輝夜(プロフ) - かおり☆さん» ごめんなさいまだ許可されてないので使うの遅れると思います。本当にごめんなさい。 (2018年1月7日 14時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
かおり☆(プロフ) - あれ?画像つかわないんですか? (2018年1月7日 14時) (レス) id: 0aa74cf0b4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり☆(プロフ) - トップ画像完成しました! (2017年12月25日 19時) (レス) id: 0aa74cf0b4 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - 沖田夕重さん» ありがとうございます。そんな感想嬉しいです。これからも頑張ります! (2017年11月23日 1時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
沖田夕重 - とても素敵な話ですね。夢主ちゃんの家族を思いやる心が切なく温くて、すごく優しい気持ちになれます。これからも更新、頑張ってください。 (2017年11月22日 19時) (レス) id: 40a0d6ac5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:輝夜 x他2人 | 作成日時:2017年10月25日 21時

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