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第十七話 ページ20

次の日から私はいつものように彼らに会いに行った



家にいるよりここにいる方が楽しいと思うようになってしまった。



それに、私は彼らに剣の稽古をつけてもらっている




貴『高杉さん!早くやりましょう!」


皆さんには素質があるとか上手いとか言ってもらえますが……



これを聞いたら総悟は怒るかな?



高「おいA。


これやるよ」


ヒョイっと渡された刀は



_____菊一文字



貴『へ?

なんでこんな剣を!』


縁「俺たちからのプレゼントだ。」



そう言って笑いかけてくれた。


でも、なんのプレゼントだろ?


銀「おい縁!こいつすげぇポカンとしてるぞ!

間違ったのか?」


間違った?


なんのこと?



坂「あははは!

さすが縁ぜよ!愛弟子の誕生日忘れるなんて傑作じゃき」


誕…生日?


貴『あぁぁぁ!

忘れてた!』



縁「な。言ったろ(貴『総悟にプレゼント買ってない』 は?」



とわ言ってももう日が傾き始めている


貴『先生!

早くケーキ買って来て!』


俺を顎で使うな、と渋々買いに行ってくれた。


銀「…お前さ、自分のこと祝おうと思わないの?」



自分か。



貴『ないです。』


まず祝おうと思わないしね。



貴『それより、私も行って来ます。』




町へ降りる



どこに行こうか。



私の足が向いたのは、甘味処だった



貴『あの………』


主「おっ!うちの看板娘やないかい!」




いつもと変わらず接してくれる主人に安堵する




奥「久々ねーAちゃん。今日は何?お団子買いに来たの?」


貴『はい。

10本ずつ入ってるのを5箱貰えますか?』


手際よく作業をしてくれる主人


主「はい、450円やよ。」



財布からお金を出そうとした手が止まる


1箱150円の団子、5箱買って450円はおかしい



貴『はい、750円です。』



主「ったく、うちの嬢は頑固やなぁ

こういうのはありがたく受け取っとけ」




そう言い、残りの300円を私の手に乗せる




貴『…でも』


主「今日はおまんの誕生日や、とっとけ」



あぁここの人たちは優しいな。

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設定タグ:沖田総悟 , 兄妹 , 銀魂   
作品ジャンル:アニメ
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輝夜(プロフ) - かおり☆さん» ごめんなさいまだ許可されてないので使うの遅れると思います。本当にごめんなさい。 (2018年1月7日 14時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
かおり☆(プロフ) - あれ?画像つかわないんですか? (2018年1月7日 14時) (レス) id: 0aa74cf0b4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり☆(プロフ) - トップ画像完成しました! (2017年12月25日 19時) (レス) id: 0aa74cf0b4 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - 沖田夕重さん» ありがとうございます。そんな感想嬉しいです。これからも頑張ります! (2017年11月23日 1時) (レス) id: 51b7b5aab2 (このIDを非表示/違反報告)
沖田夕重 - とても素敵な話ですね。夢主ちゃんの家族を思いやる心が切なく温くて、すごく優しい気持ちになれます。これからも更新、頑張ってください。 (2017年11月22日 19時) (レス) id: 40a0d6ac5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:輝夜 x他2人 | 作成日時:2017年10月25日 21時

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