199話 ページ3
黄瀬side
えっとー、ここは、4代入して…こっちが12になるから…
「んん〜？？？」
教科書と睨めっこする休み時間
ウィンターカップが迫ってる今、1秒たりとも部活の時間を減らせないのが現状だ
「黄瀬、頑張ってんな」
俺の前の席のいつもの男子が話しかけてきて、ハッと我に帰る
「ウィンターカップあるから時間カツカツなんスよ…」
「エース様は大変だなぁ」なんて俺の筆箱いじり始めるコイツ
「ここわかんね、」
あとでAっちにきこ、
あーでも部活中だと彼女も忙しいしなぁ
後でメッセージ送るかぁ、なんて頭の中で予定を組んでいたら
「それ、石田に聞けば？」
なんて声かけてきて
「いや、俺石田くん友達じゃないし…」と弱々しい声で答えた
すると前からブハッと吹き出す声
「黄瀬がそういうこと言うの似合わねぇからやめろよww 」
おい石田ーっ！なんて大声で呼び始めて。
何？ってやってきた石田くんと石田くんの友達。
「黄瀬がここわかんねえって言っててさ」
「あー、ここはな、…」
あれ、なんだろう
気がついたら俺の周りに男子の友達ができている
「黄瀬が勉強できないの意外」
「お前案外普通の人だな」
「普通に仲良くなりたいって思ってたわ〜」
なんて温かい声をかけてくれて。
孤独だなんて思ってた自分が馬鹿みたいだ
きいてる？と石田くんに声をかけられて頬が緩む
女子といるより楽しい…そりゃそうか
「…ってわけ」
石田くんの完璧な説明に「…なるほど、」と声が漏れた。
俺もやればできるかもしれない
受験だってあるだろうし…、勉強もしっかりやらないといけないだろうな
またなんかわかんなかったら遠慮なく聞いてねと肩を叩かれて…。
やべ、にやける
俺もできたよ。友達。
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葵 - 私は三推しの青峰を友達に奪われましたまじで最悪なんですよ？ (2021年12月19日 12時) (
レス) @page32 id: a5167809cb (このIDを非表示/違反報告)
葵 - ( ノД`)…大輝が桃井と嫌だ( ノД`)…青桃嫌だ( ノД`)… (2021年9月2日 12時) (レス) id: 0028bf96c7 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - Mさん» ありがとうございます(´；ω；`) (2020年11月3日 9時) (レス) id: 20e8fe3349 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新待ってます！！！頑張ってください。大好きです(*´∀｀*) (2020年11月2日 20時) (レス) id: af70b25253 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 沢さん» ありがとうございます！これからも全然続いていくのでぜひぜひお読みいただけると嬉しいです！ (2020年11月1日 20時) (レス) id: 20e8fe3349 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年10月30日 21時
