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110 言っただろ? ページ18

結局、練習試合はキセキの世代チームの勝利で終わった

瞬「お前ら強いなぁ。負けちまったよ」

貴「ホントだよ。オレ一人で勝てるとか言ってたくせによ」

Aは軽口を叩いているが、キセキの世代は気づいていた

瞬は汗こそかいているものの、息は少ししか上がっていなかった

赤(あの人…手をぬいていたのか)

瞬「お前ら、やっぱチームのこと考えてプレーすれば十分強いじゃねーか。これからは喧嘩すんなよ」

青「…あんた、なんで手ぇぬいてたんだよ?」

誰もが思っていたことを青峰が問いた

瞬「…手なんか抜いてねーよ。言っただろ?余計なこと考えずに戦えばお前らは十分強いってな」

青「――!」





それは試合中のことだった

瞬「よっ!いやぁ、お前ら強いなー」

青「…なんだよ」

瞬「ちょっとアドバイスしに来た」

青「んなもん・・・いらねーよっ!!」

パスをもらった青峰がドリブルで瞬を抜こうとした――

が、それは叶わず瞬にボールを取られた

瞬「ほら、今緑間がフリーだっただろ?なんでパスしなかった?」

青「ハッ、んなもん必要ねーだろーが」

瞬「…あいつのことが嫌いだからじゃねーの?」

そういうと、図星なのか青峰はバツが悪そうな顔をした

瞬「バスケやってるときはあいつが嫌いとか、そういう余計なことは考えるな。落ち着いてやればお前らは十分強いんだからよ」

青「!!」







瞬「お前らさ、バスケのときくらい喧嘩とかすんなよな。そうすればさっきみたいな戦い方、できるんだからよ」

瞬は先ほど戦ったメンバーに言い、今度は虹村たちのほうを向いた

瞬「一緒にプレーしてくれてさんきゅーな!あいつらも中々だがお前らも筋いいぜ」

虹「ありがとうございます。オレたちも小湊選手とプレーできて楽しかったです」

瞬「そうか?そりゃ嬉しいぜ!!」




その日の部活は久々に清々しい雰囲気のままで終わった

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あーちゃん(プロフ) - 今井 明希さん» ありがとうございます!悪女は誰もがムカつくを目標に書いてます(笑)更新頑張ります!コメントありがとうございました! (2020年4月4日 23時) (レス) id: 8dfd048d9f (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 渡部さんが悪女過ぎてよく考えたなって思いました!← 面白いです!更新頑張ってください! (2020年4月4日 1時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - 更新できたらお願いします。 (2018年4月1日 16時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - この小説サイコー☆ファンになりました>_<早く続き書いてください(*^_^*)更新頑張ってくださいね!! (2014年7月29日 9時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
木久ノ ゼフラ - 渡部最悪!!夢主ちゃんの好きだった人を殺したなんて許してって言われても絶対許さん!!ひねりつぶしたい!!あっ鋏で髪の毛を切るのも良いかもとりあえず、黒子君でも裏切り者は、許さないよ♪★ (2014年7月22日 22時) (レス) id: 5586ee1919 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2013年3月13日 22時

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