▼真実-27-▼ ページ28
貴「それはもちろん、証拠として必要な資料全てに基づいてなんですよね？」
ロ「ハイ、その点に抜かりはないデス。」
貴「…グッド……！」
ふふふ…面白い事になってきました。
あとはこちらの準備だけです…！
貴「ローザ、この件はあんたに一任します。
学生の私より、あんたがやる方が効率いいでしょ？」
ロ「…え、でも…いいのデショウカ？」
貴「さぁね、元々上層部の皆さんは、私がこの問題に介入するのをよく思ってなかったみたいですし。
こちらは学生らしく、学生の問題を解決させてもらいますので。」
Aがくすくすくすくす！と笑う。
誰もいない空き教室には、その声が妙に反響するのだった。
ロ「…兄さんから聞きマシタ。
い.じめ問題デシタカ、なんとなく話の流れカラ、勘づいてはイマス。
…タナシ製薬の社長令嬢が、絡んでるんデスネ…？」
貴「そうですね、あんたは頭の回転早くて助かります。
ここの奴ら、皆錆び付いたモーターみたいな回転率なので。」
Aが嘲りを含めてそう言うと、ローザは淡々と…いや、いつもよりはっきりとこう返した。
ロ「……やり過ぎないで下サイネ。
相手は…貴方と同じ、学生デス。」
貴「……はんっ。」
兄弟ってのは似るモンですね。
昨日もそんな事言われましたっけ。
Aは大して気にする素振りも見せず、言った。
貴「だったら…なおのこと手加減は出来なそうです。
あんな化石みたいな脳みそしたクズと同類とか、私のプライドが許しません。」
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その後、Aは廊下を歩いていると、黄瀬に遭遇した。
黄「…あ、君新しいマネージャーの……。」
貴「江戸川Aです。
黄瀬さん、ですね。」
黄「そうッス！
名前覚えてもらえてたんスね！」
君淡白そうだから忘れられてるかもーって思ったッスー！と言う黄瀬。
そこから、部活の時のような、冷酷さは感じられない。
貴「…そうだ、黄瀬さん。
土曜日で部活…特に、ミーティングのある日時を教えて頂きたいのですが。」
黄「えっ？
んーと、確か…――――」
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流海 - 夢主の性格が最高過ぎます！面白いです！ (2017年4月30日 18時) (
レス) id: 7de778a5af (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 - 二年たってる今じゃ見てないかもしれませんが、この小説すっごく面白くて大好きです!夢主のゲロカスとか正論すぎて爆笑してましたｗｗ偶々この小説を見つけて本当に良かったです!! (2015年8月20日 17時) (レス) id: 31fa2bd0da (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - はぁあすっきりっwめちゃ面白いすよww (2015年4月28日 23時) (レス) id: de22cd0d70 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらってぃーらびっと(プロフ) - 夢主w狂ってますなーw (2014年8月29日 20時) (レス) id: 5e0462a61f (このIDを非表示/違反報告)
東方見聞録 - 画像がほとんど見れない件について………？ (2014年5月6日 13時) (レス) id: 6155e32571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤司うつほ@嘉音君可愛い | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/
作成日時：2013年7月24日 19時
