▼真実-15-▼ ページ16
黒「……でも、僕は知ってます…。
君達だって分かるはずです、桃井さんは人を襲うような真似、絶対にしない！
僕達の事をずっと支えてきてくれた人がそんな事するって…君達は、桃井さんから受けた恩を全て仇で返すことになるんですよ…!?
どうして桃井さんを信じてくれないんですかッ!!!!」
バチンッ
必死に訴えるテツ君をきーちゃんが叩く。
黄「うるさいッスよ…何なんスか、あんたまでこいつの味方なんスか…!?
見損なったッス!!」
黒「…っ、何とでも言えばいい。
僕は絶対に、桃井さんの味方ですから…！」
.
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
桃「…それから、テツ君が必死に抵抗したお陰で、私は退部せずには済んだ。
でも……今じゃ、私達は空気だからねw」
あはは、と桃井は笑うが、その目には涙が滲んでいた。
貴「…で、そこから今に繋がるんですね。
なるほど、理解しました。」
黒「…お願いします。
僕達がシロだとはっきりさせて下さい。
貴方にとっては、これがまだ本当の真実だと確定してなくても……僕達には、これが手持ちの、唯一の真実なので。」
貴「唯一の、と言うことは…物的証拠は存在しないんですか？」
黒「…ないです。
凶器は捨てられちゃいましたし。」
黒子はそう言ってうつむいた。
凶器はあの騒動のあと、赤司が責任を持って捨てたらしい。
その様子は黒子も桃井も、見ていので間違いない。
貴「では、今から作ってこれますか？」
桃「…え？」
貴「これを差し上げます。」
そう言うと、Aは桃井に向かって何かを投げた。
桃井はそれをキャッチする。
貴「先程、貴方がたの会話を録音したレコーダーです。
警察御用達の高性能小型タイプですので、役に立ちますよ？」
桃「え、でも、どうやって…。」
貴「使い方は至って簡単です。
田無さんにもし呼び出されたりしたら、それをこっそりオンにしておけばいいだけ。
小型ですので、パソコン接続などでの改造は不可能な代物ですから、そこに録音した音声はすべて覆しようのない真実となります。」
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
こ、コメント下しぁ…(´●ω○)φ...
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流海 - 夢主の性格が最高過ぎます！面白いです！ (2017年4月30日 18時) (
レス) id: 7de778a5af (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 - 二年たってる今じゃ見てないかもしれませんが、この小説すっごく面白くて大好きです!夢主のゲロカスとか正論すぎて爆笑してましたｗｗ偶々この小説を見つけて本当に良かったです!! (2015年8月20日 17時) (レス) id: 31fa2bd0da (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - はぁあすっきりっwめちゃ面白いすよww (2015年4月28日 23時) (レス) id: de22cd0d70 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらってぃーらびっと(プロフ) - 夢主w狂ってますなーw (2014年8月29日 20時) (レス) id: 5e0462a61f (このIDを非表示/違反報告)
東方見聞録 - 画像がほとんど見れない件について………？ (2014年5月6日 13時) (レス) id: 6155e32571 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤司うつほ@嘉音君可愛い | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/
作成日時：2013年7月24日 19時
