Episode20 ページ21
朝食後、チョロ松と一松に連れられ地下にある訓練室に足を踏み入れた。
地下はひんやりとしていて、訓練室は広かった。
チョロ｢僕達はナイフを扱う事が多いからあんまり銃の訓練はしないんだ。だからここを使うよ｣
｢ここは...？｣
一｢体術とかナイフ術の訓練室｣
無駄なものは一切置いてない部屋に案内された。置いてあるのはナイフや日本刀、メリケンサックやバットも置いてあった。
チョロ｢じゃあ早速だけど、訓練始めようか｣
一｢うん。A、手合わせ願える？｣
｢まぁ...断る理由が無いからな、よろしく頼むよ｣
私は手袋をつけ小型のナイフを手に一松の前に立った。
一松もナイフをくるくると回し待っている。
チョロ松に視線を向けた。
チョロ｢やりすぎには注意ね、じゃスタート｣
合図と共に私は走り出した。
一松は動こうとしない。私はナイフを思いっきり一松に刺そうと振り上げた。
一松は軽々と避けた。
それと同時に口にナイフをくわえ後ろひ宙返りした。
なんだこいつは、人間の動きじゃない。
一｢ﾋﾋｯ...｣
｢もしかして私、なめられてる？｣
一｢ナメてるつもりは無いよ。ただ、動きが固いなぁと思ってさ｣
｢固い...？｣
幾度刺そうとしても一松の体には当たりも...いや、かすりもしない。
ネコのようにしなやかに飛び回り、避け、私を翻弄する。
どうして当たらないんだ。
｢お前...本気？｣
一｢今から｣
今から。そう口にした瞬間、まるでムチのようなしなやかさで私に向かってくる。
それは身構える間もなかった。
一瞬にして組み敷かれたと思うと、一松の口にあったナイフは、いつの間にか右手にあって、刃先は首に当てられていた。
一｢俺の勝ち｣
｢っ...お前、いったい｣
一｢あぁぁぁ、疲れた死ぬ｣
さっきまでの余裕な表情はどこへやら。
疲れたと、死ぬと言ってそのままゴロゴロと倒れた。必死すぎて気付かなかったが、お互い息が上がり、貪るように呼吸をしていた。
チョロ｢一松、今日は長かったね｣
一｢も...はぁはぁ...俺無理...｣
チョロ｢あ〜あ、無理するから｣
様子を見ていたチョロ松にもらった水を飲もうとした瞬間だった。
拍手と共に一人の人物が入ってきた。
??｢エクセレント〜♪｣
｢おそ松兄さん...？｣
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紅月(プロフ) - おおおおお………！！面白い！！更新待ってまーす！！ (2016年11月13日 22時) (
レス) id: 22b14a4e8b (このIDを非表示/違反報告)
siro(-ω-`)(プロフ) - 見るの遅れてすみません…凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2016年10月11日 18時) (レス) id: 0cd944ebc4 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 最高です面白いです続き待ってます (2016年7月24日 9時) (レス) id: afbdc4c9b2 (このIDを非表示/違反報告)
sugar*(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください(*^^*) (2016年7月17日 23時) (レス) id: 32c4601a0f (このIDを非表示/違反報告)
夜魅 - 最高過ぎですね！！！！これからも更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2016年6月18日 21時) (レス) id: 0e06b8d400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みの松 | 作成日時：2016年6月14日 22時
