リクオの双子の妹はネガティブクール？！【ぬら孫～第三章～】 (ページ29)

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第百二七幕 ♪ ページ29

でも、お母さん好きだから死ねないんだよね…

生きて帰ってこないと

夜リ「……母さん…俺の戦う男も…半妖なんだぜ…」

若「うん…？」

夜リ「俺と同じなんだ…そいつはその血を使い人と妖…両方の上に立とうとしている」

貴「だから、僕と兄さん…百鬼夜行のみんなで倒しに行くんだ」

夜リ「…終わったらその半妖の里にAと行ってみるよ。父さんが母さんに見せたかった景色を…この目で見たいんだ」

貴「僕も見てみたい。お母さんの話を聞いただけだと気になるし…」

若「うん、行っといで！」

夜リ「じゃ…そろそろ行くわ」

若「うん！」

貴「て、あれ？氷麗？」

夜リ「……何してんだ？てめぇ…まさか」

氷「ちょ…聞き耳立てたんじゃないですよぉ。ホラ…リクオ様は口ベタだから

間を取り持ってあげようと思ったんですけどね」

夜リ「よけーなお世話だよ……」

お母さんの方を見るとお母さんの隣にお父さんがいた…

……なんかやる気出てきたな

貴「兄さん」

夜リ「あぁ…絶対に勝って半妖の里に行くぞ」

貴「うん、お父さんは今もあそこに行ってると思うし…僕らが行ってお父さんがお母さんに見せたかった景色を一緒に見よう！」

夜リ「そうだな！」

それから兄さんは百鬼夜行の…みんなの前に立ち

夜リ「いよいよ、決戦だ。奴良組以下賛同する妖よ。総攻撃の時がきた！」