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155.気休め ページ19

煉「よもや!Aの星歌神楽は鬼舞辻にも効いているではないか!」


『杏寿郎さん、少し休みましょう。鬼舞辻を長々拘束できるわけがありません。気休めにしかならないですよ。きっとすぐ目を覚まします。その間に皆さん少し休みましょう。』



そう、こうも簡単に鬼舞辻が眠ったこと、いつ目を覚ますか分からないこの状況気は休まらない。


鬼舞辻は五分も経たないうちに起きてしまった。


やっぱり効かないか...この鬼が一番強いんだよね。



鬼「星柱、お前は強いのだな...私が褒めてやろう。どうだ鬼にならないか?」


『寝言は寝てどうぞ。鬼になんてなりたくないです。人を喰い生き長らえている、虚しい生き物になどなりません。』


鬼「鬼になれば永遠の若さを手に入れられるんだぞ。」


『必要ないので。それに今、貴方老けてるじゃないですか。永遠に若いことなんてない。』


鬼「俺が老けてるように見えるか?」


『えぇ、とても。』


鬼「ならば死に急げ!」



私は鬼舞辻の攻撃を避けきれず直撃してしまった。


そこで意識を手放した。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年7月5日 17時

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