夜空159 ページ9
・
・
−カラ松side−
・
・
―あれから俺はAを連れてカフェから出ると、Aを家まで送っていった。
こんな状態で映画を観に行くなんてできないと思った。
俺はAを家まで送ると、自分の家へ帰った。
送っている時もAはずっと泣いていて...
俺は何も言えずに、ただ彼女の背を撫でることしかできなかった。
ホントにダメだな、俺は...
・
・
―お「そんなことがあったのか。」
俺は家に帰ってくると、おそ松たちに一通りのことを説明した。
今日あった出来事も、Aが記憶を失ってしまった原因も。
チョ「いじめられて、それがショックで記憶を...」
トド「...いじめられてた時のこと、思い出しちゃったんだよね？」
カ「嗚呼...」
みんな無言になって俯く。
お「...でも、大丈夫だよ。俺たちはいつも通り接していればきっと...」
カ「...本当にそれでいいのか？」
チョ「え？どうして？」
カ「もしまた何かをきっかけに、彼女が記憶を失ってしまったらどうするんだ？」
俺がそう言うと、みんな何も言わずに黙り込んでしまう。
Aには、俺たちのことを覚えておいてもらいたい。
そのためには、どうしたらいいんだ...
A。
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗也(プロフ) - パロムさん» コメントありがとうございます!見ていただけてすっごく嬉しいです!頑張ります♪ (2016年1月21日 18時) (
レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
パロム - いつも見てます！1日に5〜10位の話を乗せるなんて神ですよ！！もう、いつもワクワクです！これからも頑張って下さい！！！ (2016年1月20日 20時) (レス) id: 6ded97b986 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗也
| 作成日時：2016年1月14日 18時
