百十一話【過去編】 ページ28
鈴「終わった！」
和磨「うるさいです」
今日やる分の書類は、全部終わった。
そう思いながら声を上げ立ち上がれば和磨に怒られる始末。
和磨「機嫌良いですね、どうしたんですか？」
鈴「これから冬獅郎とお月見〜」
そう言って笑って見せれば、「なるほど」と納得してる。
この一言で納得って、流石だ。
散らかっている書類を片付けて、襖に手をかける。
鈴「それじゃ、後よろしくね」
和磨「はいはい」
私は廊下を走る。
自分で思ってるより、楽しみだ。
近道して、流魂街へ行く。
その途中で団子と甘納豆を買った。
お月見って言ったら団子。
この公式を冬獅郎に言ったら、笑うんだろうな。
私は、変わった。自分でもわかるように。
これも全部、冬獅郎のおかげ。
...やっぱり、話すべきなのかな。
＿＿＿『運命には逆らえぬ』＿＿＿
...逆らえないのなら。
冬獅郎には、直接言いたい。
鈴「げっ、もうこんな時間だ」
早く行かないと。意外と短期なんだよなぁ...。
「見ツケタ」
鈴「！！？」
人気のない、荒れ地。
そこで虚の霊圧を感じた。
しかも
鈴「何、この数」
辺りを見渡せば、数えきれないほどの虚。
というか、どんどん増えている気がする。
どうしていきなり......
「悪いの」
鈴「！？」
上を見ると、宙に立っている何人かの"地獄の管理官"。
誰だかわからないようにするためか、顔を布で隠している。
「結論。鬼龍院 鈴、貴様を今からﾀﾋ刑とす」
「其方や山本殿を交えては話が進まぬ。我ら独自の結論である」
鈴「...あっそ」
突然上がった私の霊圧に、奴らはたじろいだ。
鈴「だったらココにいる虚全部、倒すのみ」
私にはまだ、やらなきゃいけないことがある。
鈴「染めろ 黒蝶」
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RANA(プロフ) - berryぱふぇさん» お久しぶりです！その節はお世話になりました。こちらの作品も読んでいただきありがとうございます。最終にしてどう書いたらいいか悩んでます……今年中には必ず完結させるので、暖かな目で見守ってください。 (2020年3月26日 1時) (
レス) id: 37ff009e06 (このIDを非表示/違反報告)
berryぱふぇ(プロフ) - 失礼します！BLEACHに最近ハマり漫画全部よみ終えたため占ツクで読んではじめての作品です。まさかRANAさんの作品と知らず今驚いてます。参謀の方でも読ませていただきちょこっとイラストでお世話になってるため…話が逸れてしまった（汗）これからも頑張ってください！ (2020年3月8日 2時) (レス) id: 7b81cac496 (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 白銀水龍さん» ゆっくりですが、がんばります！いつも応援ありがとうございます。 (2019年11月11日 23時) (レス) id: 96770a17e2 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - sumireさん» 更新停止しているにも関わらず読んでくださり、そしてもったいない言葉ありがとうございます。ちょくちょく更新していけたらと思います。 (2019年10月29日 0時) (レス) id: 96770a17e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RANA
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php?svd=seb
作成日時：2017年3月25日 19時
