EP224 ページ38
紫「てゆかドリブルうるさ〜」
氷「ドリブルは強くついた方がよいとされるがあそこまでのは初めて見るよ」
紫「藤ちん耳大丈夫？」
貴「うん平気…
だんだん…点差が開いて来ちゃったね」
氷「…まだ分からないよ？」
緑間君がアシストをした
その後ろ姿が…見た事があった気がした
貴「みど…君…」
みど君が3Pを決め連続得点となり第２Ｑが終了した
洛山39:39秀徳
インターバルに入った
紫「藤ちんは行かなくていいの？」
貴「うん！この試合の間は録画を任されてるから」
紫「ふーん…」
氷「アツシ。飲み物買ってきてくれないか？
藤ちんちゃんと一緒にニコ」
紫・貴「は？！/え？！」
氷「録画は止めてあるしここには俺が居るから頼むよニコ」
紫「…なら俺が1人で…」
氷「アツシ1人だと帰られたら困るだろ？
悪いが藤ちんちゃんも頼むよ」
貴「分かりました」
自販機まで無言のままだった
お互い何を話せばいいか分からない
ホントは仲直りしたい…
あっ君は大事な…友達だから…
紫「…はいコレ」
手渡されたのはココアだった
あ…このココア…よく飲んでたヤツだ
紫「…好きでしょコレ？」
貴「うん…よく覚えててくれたね」
紫「当たり前じゃん！
…藤ちんの事は…何でも覚えてるよ
ねぇ…昨日の事なんだけど…
捻り潰すなんて言って…ゴメンネ」
貴「うん…」
紫「オレさ…帝光入ってからずっと負けた事なかったじゃん？
だから負けるなんてないと思ってた
だってオレの身長だよ？
バスケに有利過ぎるでしょ
それなのに…あの黒ちんに負けた」
貴「大我に聞いたんだけど…
バスケ…やめるの？」
紫「試合後やめるって決めた
…けどやめるのをやめたよ
負けたままなんて悔しいじゃん
だから…陽泉で続けるよ
室ちんと一緒に」
貴「！！…良かった
あっ君がバスケやめたら…って考えただけで
苦しかった
また…あっ君を描きたい」
紫「うんまた描いてよ
スケッチブックプレゼントするからさ
…準決勝進出おめでと藤ちん」
大きな手を差し出されて握手した
貴「うん泣ありがとう泣！」
私達の蟠りは溶けたようだ
あっ君がバスケを楽しいと感じるかはまだ分からない
けど続けたい意思を伝えてくれて胸がいっぱいになった
紫「そろそろ戻ろっか」
黙って頷き貰ったココアを握り締めた
ココアはさっきよりも温かくなってる気がした
紫「おまたせ室ちん」
氷「Thanksアツシ」
貴「氷室さんありがとうございました」
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ゆい(プロフ) - 絶対読みます！ (2020年8月1日 20時) (
レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいコメントありがとうございます.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ頑張って書いてますので更新したらまた読んで下さい(●´ー｀●) (2020年8月1日 20時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - この作品すきです！更新頑張ってください！応援してます！この (2020年7月31日 20時) (レス) id: a2d1753a5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ochapy | 作成日時：2020年7月31日 20時
